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吹き替え声優について考える〜エマワトソンさん編〜

山寺宏一さんとウィルスミスさん(アラジンのジーニー🧞‍♂️)
ジャッキーチェーンさんと石丸博也さん(ジャッキーチェーンの映画全般)

調べるまで知らなかったが、私がイメージしている声でしっくりくる映画は同じ声優が同じ俳優を担当していることが多かったです。
むしろ山寺さんの声で「マスク(the  mask)」と言う緑の顔のホラーコメディ(子供の頃ちょっとみたときの感想)の声はずっと覚えていて、完全にウィルスミスさんが演じていると思いこんでました。今確かめたら違う俳優でした。


海外の俳優自身のイメージを守るために、かつては専属で声を担当する声優がいたと言う。
多少は作り手の大人の事情で変わることはあっても、声によってイメージがつくと思います。
結構奥深いですね〜!


もしシリーズもので声が変わると馴染むまで違和感が先行して集中して見れなくなります。
例えばドラえもんやサザエさんなどの世代交代は良い例です。
これと同じ違和感が起こらないように、吹き替え声優のイメージと俳優の役のイメージを考慮して吹き替え映画を楽しんでみるのも面白いかもしれませんね!

そう思うとオラフ(アナ雪)の世代交代はどっちも映画館で見ましたが、その情報を知るまで気づきませんでした。


今日はエマワトソンさんの吹き替え声優についてまとめていきたい

●ハリーポッター(同級生ハーマイオニー・グレンジャー役)
   須藤祐実さん
●美女と野獣(主人公ベル役) 
   昆 夏美さん



ハリーポッターについて

ハリーポッターは子供から大人に成長するシリーズだから声が変わることに注目して見返してみてください!
下の動画は変化がわかりやすくて結構面白かったので参考までに…


ハーマイオニー=この声というより、エマワトソンさん=この声が私の中で成り立っていて、
個人的にしっくり感じます。
違う映画でも、ハーマイオニーだというより、この声で普通にしっくりくる感じが同じ声優が演じるとありますね。
うまく表現できませんが、そういう認知感覚があるのかもしれませんね。(後日もう少し調べてみます。)



美女と野獣について

ディズニーは舞台出身の歌がすごい人をとってきたのかー


(邪神な心で見ている時ですが)
声と口に集中して聞くと合わないときもありますが(歌パートなど)、
英語版と日本語版の歌声の澄み具合はどっちらも耳心地が最高ですね!
吹き替えは口元の合う合わないより、聞いてて最高かどうかが結構大事かも
もし口パクが完璧でも歌声微妙なら嫌だし、セリフの日本語に違和感があっても集中できません。翻訳を含め、いろんな人の力で作られていくものですね!

アナと雪の女王の制作裏話でも言われるけど、海外は口を大事にするから訳するの結構気を使うらしい。

Let it go  Let it go 〜♪
(あり まま 〜♪)

最後の母音を合わせると口がいい感じに違和感が減るらしいのです。

ちなみに下の動画で各国によって歌詞の訳し方の違いが見れました!
母音に注目して聞いてみてください

私はブラジルポルトガル語も話せますが、LIVRE ESTOU と訳されていますが、
普通話す時はESTOU LIVRE  の方が普通です。
これは母音と意味を考慮した結果ではないかなと思ってます。
「である自由」と「自由である」くらいの違和感です、伝わるだろうか。


まとめ

吹き替え声優とアニメ声優の需要や求められるスキルはかなり違いがありそうですね。
アニメは純粋に声と演技と世界観(アニメ声、非リアル)だと個人的に思います。
最近はアイドル声優というジャンルもありますが。
吹き替えはもっと実力やリアルとの違和感のミスマッチが重要視される気がしました。
俳優はリアルでも生きているし歳もとるので、その変化と役込みでより解釈がある程度決まる気がします。一方でアニメは永遠の世界、歳も取らなくていいし物語の中だけで生きているのです。


余談ですが、

吹き替えと字幕を聴き比べて違和感を感じることはありませんか?
これも声によるイメージかもしれませんね。
吹き替え派と字幕派がいますが、私は吹き替えで声優の演技込みで楽しむのも好きです。
吹き替えの方が声が好きな場合もあります。
ミュージカルもの(ディズニー以外)は歌だけ原作、喋りだけ吹き替えで対応している映画もあります。
歌込みでキャスティングされるディズニー系は吹き替え派の私としてすごく熱いものがあります。
歌キャスティングされていると言われる今公開中の「竜とそばかすの姫」もちょっとみてみたくなりますね。映画館の音響は自宅にはないものなので♪


以上
最後までお付き合い頂きありがとうございました。

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