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【精神性バターアイス】-2021年9月25日深夜の日記

▼食べた。

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今週のミーハーノルマ達成(そんなものはない)

↑こういう「訳の分からないことを言い、その直後に(そんなものはない)と続けるボケ」をどこか他所で見たことがある気がするのだが、あまりにもつまらなすぎて怪訝な顔になってしまった記憶がある。

閑話休題。

結論から言うと美味しい寄りではあった。ただちょっとパクパクいける感じではない。「もたっ」とか「もぬっ」とした食感と、クリーミーが固形化したような味による重量級ダブルパンチである。

ネット記事の感想を拝借するなら「コク深い」ってやつだろう。コクって何?

あとめちゃくちゃ溶けやすくて驚いた。外にいたせいもあるかもしれないが、食べているそばからポタポタと滴り落ちていく。

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▼ 「精神的に弱っている時、人に連絡を返せなくなるのは、自分の心を維持する為に、他に使う予定のパワーを全て心に費やす必要があるから」というツイートを見かけた。

なるほどこれはそうかもしれない。そうか? どうだろうね~

このツイートを見て思ったのだが、ネガティブな状態にある人達に対して、彼らの行動の原因を解説するコンテンツはウケるな。

「自分のこういう状態はそういう事なんだ」となんとなく納得させて一時的に安心させる。だけど実際その状態の解決策を提示しているわけではないから根本的には治らずまた気分が下がる。そこにまた新たなコンテンツを投入すると……

これを繰り返すとかなりの数の人間の精神を掌握できるんじゃないか?フォロワー増えそ〜。いいなぁ私も知識と文才と元気があればやってみたいわ。

※ツイート主様を批判する意図はございません


▼ネガティブで思い出したけど、人間のネガティブな感情を具体化できる能力って強みになりうるんじゃないかと最近思うことがあった。

いわゆる病みツイートをする人はたくさんいる。私のTLにもいくらかいる。そのうちの1人でたまにすごく具体的に不安や絶望を書き連ねる人がおり、最近その人に一周回って感嘆の念を抱くようになった。

小説家のカフカを思い出したのだ。

私の好きな本の一つである。

小説家カフカの不満、不安……絶望的にネガティブな言葉の数々が紹介されている本だ。

彼の言葉は人並外れてネガティブであり、具体的に絶望的である。

が、だからこそネガティブな状態の人の心に響く言葉なのであろう。

【私の好きなカフカの言葉】

すべてお終いのように見えるときでも、
まだまだ新しい力が湧き出てくる。
それこそ、おまえが生きている証なのだ。
もし、そういう力が湧いてこないなら、
そのときは、すべてお終いだ。
もうこれまで。
目標があるのに、そこにいたる道はない。
道を進んでいると思っているが、
実際には尻込みをしているのだ。
人間の根本的な弱さは、
勝利を手にできないことではなく、
せっかく手にした勝利を、活用しきれないことである。
生きることは、たえずわき道にそれていくことだ。
本当はどこに向かうはずだったのか、
振り返ってみることさえ許されない。

こういうのを読み、「わかるわ〜」と感じるのを繰り返すと、自分の不安がどのような形をしているのかが分かってくる……かもしれない。

私の精神が未熟なだけかもしれないが、不安というモノはたいていぼんやりした存在である。そのため発散、解決しようと思ってもため息をつくか奇声ツイートをするくらいしかできない。どこから来ている、どういった形の不安なのかが判らないからだ。

そういうことを考えるにつれ、上で言及したとある方の具体的絶望ツイートを見てこれはすごいことをしているのではないかと思うようになったのである。

あの人のツイートもそのうちカフカの言葉と同じように誰かを助ける存在になるかもしれないな、なんて。

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