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リーグワン2022-2023開幕!!Div2編

 12月もあっという間に終盤となり、寒さも本格的になり、朝もお布団から出にくい季節となりました。
 どうも、オニギリです^_^

 今回のオニギリ's eye!!は、既に開幕しました激戦Div2の各チームの注目ポイントにeye!!しちゃいたいと思います♪( ´θ`)ノ

 今シーズンのリーグワンDiv2は以下のチームで構成されています。

 まず、昨季Div1から降格し、今季からDiv2となった浦安D-Rocksです。今季からチームが再編され、NTTコミュニケーションズシャイニングアークスから浦安D-Rocksとなり、NTTドコモレッドハリケーンズの一部の選手が移籍してきました。リーグワンの中で2チームが合体したようなチームは初めてで、今季のチーム作りが注目されています。
 フロントローには、今季日本代表に選出され、欧州遠征にも名前を連ねた竹内がいて、今季は副将としてチームを引っ張ります。また、オニギリが注目しているのが、昨季までFLで、今季からHOに転向した金正奎です。既に開幕戦に出場しましたが、スクラムでもラインアウトでも安定したボールを出していました。今季どこまで成長するのか注目しています。他にもフロントローは充実していて、斉藤コーチが育て上げたフロントローがどのような活躍をするのか楽しみです。ロックには、日本代表のヴィンピーがいて、ジェームスムーア、ジミートゥポウ、ローレンスエラスマスなどの長身外国人が揃っています。3列には、タックラー繁松、仕事人リアムギル、大椙、東芝からシオネラベマイが移籍してきており、バランスの良いメンバーとなっています。
 BKは、SHに主将の飯沼、世界的スタープレーヤーのレイドロー、SOにはオテレブラック、松尾、日野から移籍してきたヘイデンクリップスがおり、三者三様のSOは面白いですね。CTBに日本代表に選ばれたシェーンゲイツ、縦に強い石橋、トゥクフカトネ、ドコモからサミソニトゥアらがどのように縦を突破していくのか注目です。バックスリーには、石井、スルンガ、フォラウら、スピードスターから突破型までメンバーが揃っています。今季はDiv1昇格に向けて、全試合“Must win”です。今季はFWだけでなくBKでもトライを量産し、Div1へ昇格する思いをぶつけていくに違いありません。

 次に、東北唯一のリーグワンチーム、釜石シーウェイブスです。今季は、サニックスからの移籍など、15名が新加入しチーム力が上がりました。その中でも注目は相模原DBから加入した武者です。どこのチームも嫌がるほどのタックラーで、ここ数年はケガに泣かされていましたが、東北出身ということで釜石に移籍してきたと思われ、新天地で活躍してほしいものです。
 フロントローは、ベテラン高橋に加えて、若手の選手が揃ってきました。サニックスから寺脇、隈本が加入し、厚みが出てきました。ロックには、NECでも活躍していた山田、地元選手の高橋に加えて、サニックスからダラスタタナ、西井、南アフリカからセルジオモレイラとFWの中心となるところに補強されました。3列には、中堅の中野に加えて、フィジー出身のセタコロイタマナが加入し、パンチのある選手が増えました。
 BKでは、ハーフ団に南、村上に加えて新人東海林が加入、サントリーからジョシュアスタンダーが加入し、Div1からの加入は大きいです。センターも以前釜石に所属していた村田オスカロイドが復帰し、仙台育英出身のダリエストマス、サニックスから石垣と大型センターも加入してきました。バックスリーは、キャプテンの小野、釜石に以前所属していた片岡が復帰し、新人で阿部が加入、FBにはキャメロンベイリーらが外で勝負を仕掛けることでしょう。釜石も以前と比べると選手が増えています。桜庭GM、須田ヘッドコーチがDiv1昇格に向けて、どのように富来旗を振るのか、これからが楽しみなチームです。

 次に、昨季残念ながら昇格ステージへ上がれなかった日野RDです。今季こそDiv1昇格ステージに立ち、昇格を目指すと思われ、チームにはそれを感じる補強がされていました。
 フロントローは、先日最高齢出場記録は更新した久富をはじめ、代表経験のある浅原、木津、今季加入した徳田、土一、そして昨年から試合に出ている郷、山崎らと選手が揃います。ロックにはオーストラリア代表のローリーアーノルドが加入、ゼファニア、シオネブナらの長身外国人に加えて、JR西日本から中鹿が加入、ベテランの笠原がラインアウトを引っ張ります。3列には、パーカー、小野、李、西村らのFL陣、堀江、千布とパンチのあるNo8に加えて、新人のノアトビオの加入は大きいです。仕事人FLが多くおり、ボール争奪戦でも面白そうです。
 BKには、オールブラックス経験あるオーガスティンプルをはじめとするSH、北原、染山、サイモンヒッキーのSO陣がどのようにゲーム展開していくが注目です。そして、センターには、TJファイアネ、ジョセファリリダム、セブンス代表経験した朝長らがおり、縦にも横にも動けます。また東郷、松井、モセセらがどのようにメンバーに絡んでくるか楽しみです。そしてバックスリーには、トライゲッターのチャンスペニー、竹中、園木、福士、吉川、床田らのスピードスターがどのようにメンバーに絡んでくるのか。箕内ヘッドコーチ、北川アシスタントコーチと、日本代表やトップリーグでも上位に絡んでいたチームを知る二人がどのようにDiv1へ昇格させるのか、今季も楽しみな存在です。

 そして、昨季昇格ステージであと一歩及ばなかった三重Hです。先日会社会見でもスポーツに強化していくことが発表されており、ラグビーにも力を入れていることが感じられる補強となりました。次のW杯フランス大会でも注目されるであろう、アルゼンチン代表からパブロマテーラが加入したことがオニギリ的に大きいと思います。そして同じタイミングでオーストラリア代表のトムバンクスも加入し、FWBK共に大型補強がされました。
 フロントローは、鶴川、日比野、李らの昨年までのメンバーに加えて、今季サントリーからベテラン金井、新人で京都産業大から平野、東海大から星野と、スクラム職人が多いチームからの加入は大きいです。ロックには、お馴染みの南アフリカ代表でもあるモスタート、ロバーツ、パディバトラー、新人ヴィリアミとDiv1にも引けを取らないロック陣です。3列にはキャプテン古田、小林、近藤らのベテランに加えて、今季東京ガスより加入したジャスティンダウニー、昨季もNo8で活躍したカイポウリ、そしてパブロマテーラと昨季よりも選手層の厚みを感じます。
 BKもベテラン山路、根塚、伊藤、小畑のSH、朴、呉、新加入のケイレブのSO陣、センターには、新人で日大からフレイザークワーク、筑波から川合、神戸から移籍の重らの加入組に加えて、ノックス、森川、ケラーマンらがどのようにメンバー絡んでくるのかどうか。バックスリーにはセブンスでお馴染みの本村と、今季パナソニックから移籍した藤田、新人竹中、河野と渡部、山本、松浦、そしてオーストラリア代表のトムバンクスが外からトライを狙っていきます。今季は、アシスタントコーチとして経験豊富な高忠伸コーチが就任し、チームにどのようなアクセントが加わるか楽しみです。

 最後に、Div3から今季昇格した江東BSとS愛知です。
 江東BSは、清水建設時代からクラブチーム化を早々に実施した結果、元トップリーガーが所属した流れでチーム力が上がっていきました。フロントローは、元キヤノンの菅原をスクラムリーダーに、間藤、金沢、陣野原らのPRに加えて、関西学院大から斉藤、流経大から吉川が加入しました。またHOは大西、立川らに加えて明治から田森が加入し、フロントローも若返り始めました。ロックは、ベテラン崎野、元キヤノンの日高らに加えて、早稲田から大崎、トーマスノーランが加入しました。高身長が少ないが仕事のできるロックが多いイメージがあります。3列には、サンウルブズ、トヨタでの経験豊富な安藤、縦横無尽に動く白子、NZセブンス代表経験のあるタラマイマーフィー、京都大学出身の小川、長谷、高橋らの機動力高いFL陣。
 BKは、SHには櫻井、今季加入のケインハミルトン、茂野らと、SOには元NTTコムでもプレーしていたガースエイプル、コンタクトに強いオルビンレジャー、井上らの日本人SOもレギュラー争いに目を見つめています。センターは、トンガ代表のシアレピウタウ、サニックスからマイケルトロケが加入し、森田、野田、金村らがレギュラー争いにどう関わってくるか楽しみです。バックスリーは、元東芝のバンワイク、元キヤノンの森谷らここにも経験豊富なBKが揃います。Div2初年度でどのような戦いを見せるか、チャレンジングな戦いに期待したいです。

 S愛知は、昨季Div3では力の差を見せ、今季はDiv2で実力がどのように発揮されるか楽しみなチームです。
 フロントローは、東芝から深村、サニックスや神戸でプレーしていた尾池が加入し、村川、藤浪、佐藤らのHO陣に天理大からジョネケレビ、RH大阪から牛原が加入しました。ロックには、フランス代表経験のあるヨアンマエストリ、元自衛官の福坪、元NTTコム、サニックスから牧野内、イングランド代表経験のあるジェームズガスケルらロックだけでなくFLもできるようなロックが多数加入しました。3列には、元神戸の谷口、金堂、由良、天理大キャプテンで涙のキャプテン松岡、No8にはRH大阪からナエナタルイが加入し、3列にも充実したメンバーが揃いました。
 BKには元NTTコムの湯本、藤原、末、サントリーでのプレー経験ある森崎、SOには神戸でのプレー経験ある清水、フィジー代表経験あるジョシュマタヴェシ、センターには、ジョーカマナ、ケレビジョシュアをはじめバックスリーもできるセンターが多くいます。マルチに動ける選手が多いS愛知には、色々な可能性が多く、とても楽しみです。

 以上が今季のDiv2のオニギリ's eye!!でした。
 総括すると、全チーム楽しみなところがあり、Div1を脅かすようなチームが多く、入れ替え戦シーズンが楽しみになります。

 リーグワンのシーズンは始まったばかりですが、Div2も楽しみな試合が多くワクワクが止まりませんね。

 今回で今年最後のコラムになりましたが、来年も引き続きオニギリ's eye!!をお楽しみください。

 皆様、一足早いですが、良いお年を!!

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