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データからスポーツを見る書籍紹介

通常スポーツをしたり、観戦する際、ほとんどは今までの経験や聞いた話、メディアなどから知った情報のみで試合やその競技について語ってきたのではなかろうか。
もちろん「楽しむ」という大原則からすれば、間違っていないし、否定するものでもない。
ただ、今までとは違う視点でいつもプレーしてきた、観戦してきたスポーツを体感することができたら、それはよりおもしろみが増すのではないだろうか。
そんな「おもしろみ」に興味がある方には、この2冊をぜひ読んでいただきたい。

まずはサッカーに特化したデータから、今までの見方がゴロっと変わる一冊

「サッカーの見方が180度変わる データ進化論」 河治 良幸 著

「あのチームは決定力がない」とか「あのチームはセットプレーに強い」とかってサッカー関係者の口から聞いたことがあるかもしれません。
その裏付けをしてくれるのが本書の内容であり、色々な視点から数字を使ってサッカーのおもしろさを提供してくれています。
個人的には、EURO2016のアイスランドvsイングランドのアイスランドのジャイアントキリングから、なぜこの結果になったのかデータで紐解きたくなったこともサッカーのデータに興味を持ち始めたキッカケでした。

https://www.youtube.com/watch?v=PVq0MrmezpI

試合内容より、試合後のアイスランド代表選手とアイスランド国民との「チャント」が有名になりましたよね。


次はサッカーだけでなく、野球やバレーボール、駅伝などまで、あらゆるスポーツをデータから楽しむための一冊です。

「スポーツを10倍楽しむ統計学: データで一変するスポーツ観戦」 鳥越 規央 著

残念ながら1年延期になってしまったオリンピック・パラリンピック東京開催ですが、観戦の準備をするのにいいのではないでしょうか。
今からこの一冊を読了しておけば、今までにない視点でオリンピックを楽しめるのでは!?
ゴルフのスコアメイクするためのデータや相撲における力士をデータから分析したり、アナリストであれば、自分の持っている視野を広げてくれるヒントがたくさんあると思いますし、アナリストや分析という世界に興味を持ってもらえるキッカケになる数字や表現がたくさん出てきます!

データ?
机上論だろ?と言われればそれまでですが、なぜその結果になったのかが理解でき、今までこうであろうと思い込んでいたことが実は違った!なんてことも本書より気づくことができます。

以上、データからスポーツを見る2冊でした。

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