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真夏の奈良旅(中編) #おうち旅行

えみさんの、こちらの企画の参加させていただいています。
前編はこちら
後編はこちら

さて、ほろ酔いで、気分良く、もいちどのセンター街を歩きます。
アーケードを抜け、ならまちをてくてく。
古い町並みの古民家に新しいカフェや雑貨屋のお店が入っていて、おしゃれな雰囲気。
ショーウインドーには、可愛いものが並んでいます。
こちらは、キャンドルのお店「カナタコナタ」さん。
鹿の形のキャンドル、かわいい。

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なぜか飲食店の前に、新薬師寺の十二神将のうちの、伐折羅大将様が。
もう目的達成では?(違います)

あちこちに目移りしながら、歩くこと十数分。

柿の葉すしのお店「平宗」さんに到着。
並ばずに入れました。(いくら涼しくても、この時期外で並ぶのはちょっと辛い)

店内はエアコンが効いていて、ひんやり。座ってホッと一息。
酔いもいい感じにさめてきました。

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念願の柿の葉すしと茶粥。
柿の葉すしが好きで、デバートのうまいもの市に柿の葉すしが来るたび、いそいそと買いに出かけます。いつか奈良で出来たてが食べたいなと思っていました。
柿の葉の風味をまとったお寿司(鯖と鮭)が美味しい。
あっという間にペロリと全部食べました。
そして、茶粥。
我が家のおかゆは白いので、お茶(それもほうじ茶)で作ったおかゆがあると知って、カルチャーショックでした。
でも、お茶でご飯を食べるのは茶漬けでは?
奈良県出身の友人は「別に大したことないですよ。おばあちゃんの味です」と、こともなげに言うけれど、ずっとどんな味だろうと興味深々。
結論、ほうじ茶で炊いた茶粥は、茶漬けなんかではありませんでした。そして美味しい。
ご飯にもお茶の風味がしみていて、香ばしくて、ホッとするやさしいお味でした。
こちらのお店では、あられを添えて出してくださいました。何杯目かのおかわりで、おかゆをよそったお茶碗にあられをパラパラと入れて食べると、香ばしさアップ。カリカリとした食感が楽しい。
茶粥、自宅で作ってみたいと思いつつ、シンプルがゆえに、再現する自信がなくて、まだできていません。美味しい作り方が知りたいところです。

さて、お腹もいっぱいになったので、また、ならまちをてくてく歩きます。

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奈良公園の猿沢池の向こうに、次の目的地、興福寺の五重塔が見えてきました。
池の周りには、外国人観光客や地元の人がゆったりと散歩したり、写真をとったり、休日の午後といった穏やかな雰囲気。

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到着しました、興福寺。
青い空に、五重塔が映えます。風が吹いていて、わりと涼しい。
お参りして、国宝館へ。

写真がありませんが、国宝を堪能しました。
阿修羅像が思った以上に繊細で優美で美しくて、それなのに存在感が大きくて、後光がさしている、そんな感じでした。ずっと見ていたい。

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これは、今回の旅の途中にあったガチャ(仏像コレクション)でゲットした阿修羅像。(かなりリアルに再現されていてすごいです)

社務所で御朱印をいただきます。

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仮名の御朱印、優雅で素敵。東金堂の御詠歌だそうです。
「いけのほとりの てらにはに るりのひかりは あまねかりけり」

当時は、興福寺の中金堂の再建目前でした(2018年10月に落慶)
新しくできる中金堂の屋根瓦を奉納できるとのこと。優しくて明るい社務所の方に手取り足取り教わりつつ、お願いごとと名前を書きました。

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「一願成就」と書きましたが、ほんとのことをいうと、百願くらい願ってます。
今、中金堂の屋根のどこかに置かれているはず。

興福寺を出て、奈良公園のほうにもどります。

さて、この眺めは一体どこから撮ったものでしょう。

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答えは、奈良県庁です。

奈良県庁は、平日屋上の広場を開放してくれています。私が行った当時は、土日も開放されていましたが、今は、やってないみたい。
屋上広場では360度ぐるっと見ることができます。
意外と知られていないようで、外の観光客の多さとはうらはらに、人がまばらでした。

若草山と東大寺が見えます。

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奈良県庁の入り口には、こんな像も。派手!

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シカのベンチ?(もう、座ったけど)

さて、奈良県庁からバスに乗って、新薬師寺に向かいます。

今日はここまで。

後編へ続きます。こちら



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