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精神的冬眠の季節

冬は調子が悪い。
今日こそはもっと楽しいことを書こうとしていたんだけど、どうもモチベーションが上がらない。
それを書けば、自分が無理をしているような気がした。

最近も、まだ日の出は遅くて、起きてもまだ日が出ていない。
外に出れば寒くて、身が縮こまる。
夕方、職場を出る頃には、外はもう真っ暗。

「冬季うつ」というものがあるそうだ。
冬、日照時間が短いせいで、脳の中のハッピーホルモンの出が悪くなって、うつっぽくなったり、本当にうつになる人がいるという。
冬が長い北欧などには、多くの患者さんがいると聞いた。

「冬季うつ」ではないと思うけれど、私も冬は調子が悪い。
どうも気持ちが上がらない。
脳みその動きがスローモーションになって、愚痴っぽくなったり、悲観的だったりする。夏にはあまり起こらないのに。不思議だ。

でも、実はこの状態も私には必要なんじゃないか。
いつも、アウトプットばかりでは、頭の資源が枯渇するような気がする。
たまには、一人で悶々と考え事をしたり、静かに本を読んだりしたい。
なぜが冬になるとクロスワードパズルがやりたくなる。
今年は黙々とイラストロジックを解いている。
自己啓発系の本が読みたくなるのも、冬だ。
だから、冬はインプットの時間なんじゃないかなと思う。
春に元気に外へ飛び出すための、充電期間。
精神的な冬眠。

このnoteでも、「最近調子が上がらなくて、書けないー」と呟いていらっしゃる方を、ちらほらとお見かけした。
もしかして、私の同志では!? なんて勝手に親近感を感じたりしている。

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