超個人的マッチレポートPart1
プレミアリーグ リバプール対トッテナム 2−1
リバプール アリソン、ファンダイク、マティプ、ロバートソン、アーノルド、ワイナルドゥム、ミルナー、ヘンダーソン、フィルミーノ、マネ、サラー
トッテナム ロリス、トリッピア、ローズ、フェルトンゲン、ダビンソンサンチェス、アルデルヴァイレルド、シソコ、アリ、エリクセン、モウラ、ケイン
ポイント1 トッテナムのウィングバックの位置(攻撃時)
まず、トッテナムは攻撃の際にウィングバックが上がるが、この時のポジショニングはそのような指示だったのかは不明だが、それによってリバプールはサラーとマネが簡単に外のパスコースを切ることができて中へと誘導し、いつも通りボール回収に成功。後半には少し改善されましたが、前半からリバプールの両サイドバックの背後を取る動きがあっても良かったと思う。
ポイント2 ワイナルドゥムとミルナーのランニング
彼らの体力はいつになったらそこをつくのだろうか。この試合で特に目についたのはインナーラップとオーバーラップの使い分けだ。マネとロバートソン、サラーとアーノルドこの4人のランニングに対して瞬時に相手の変化を見て空いたスペースを認知していて、上の図のようにアーノルドがボールを持ったとき、サラーの動きに応じて、スペースを利用する。まさに考えて走るの完成形。
ポイント3 トッテナムのバイタルの空白
守備時にはほぼ5枚プラス1のようなシステムで守っていた印象のトッテナム。レーンをしっかりと埋められているのは確かだが、何人か余る選手が多くいて、バイタルにフィルミノや、サラーが落ちてきたときに完全に捕まえられず前向きのフリーな状態でプレーさせてることが多かった。誰がチャレンジするのかをもっとハッキリすることでリバプールの攻撃は制限されただろう。
総括
結果だけ見れば僅差なものの、90分のクオリティの差は歴然。トッテナムとしてはサラーとマネをリスペクトしすぎたことが原因でポイント1で述べたような形になってしまい、リバプールに対して怖さをみせることができなかった。リバプールとしてはまだまだプレミア優勝争いを演じれるぞというのを示してくれたと思う。ただ、ナビケイタや、ファビーニョなどの戦術理解が上がってこないとワイナルドゥムとミルナーの酷使に繋がりかねないので、気をつけたい。
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