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ヒトの強みとしての「ことば」

 現代は変化の激しい時代と言われる。これは技術の進化や、種の絶滅速度が加速していることなどが背景にある。このような時代において「ヒトはどのように賢く生きて行けるのか」について強い関心を抱いている。

 これまでビジネスの世界では、精緻な市場分析と計画によって理論武装された企画を採用し社会実装されてきた。しかし現代では、精緻な分析を行っている間に市場が変化するため、企画中にアイデアは陳腐化し、世に出しても売れないといった事象が起こっている。
 このような時代においては精緻な計画よりも、より良い未来のイメージを力強く語ることができるリーダーシップが求められているのではないだろうか。

 ヒトは何万年もの時間にわたって「ことば」の力によって発展してきた。
 個人が持つ課題感は、妄想によって課題解決のイメージを形づくり、それを「ことば」によって他者に伝えてきた。これを聞いた人々は課題解決に向けた脳内シミュレーションが起動する。この時、確率論的な優位性判断よりも、そのストーリーや未来のイメージが好きかどうかによって共感が生まれることが多い。
 人類の歴史をふりかえると、共感が得られた人々の力が大きくなるほど、より困難な課題の解決が図られてきた。

 ヒトが磨いてきた「ことば」の力を活かすことで、変化の激しい時代においてもより賢く力強く生きて行けるヒントがあり、探求を続けたいテーマである。

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ビジネスアジリティコーチという分野を開拓中。 自律したオトナが増えて、学習する組織に育つため、自分は何をすべきか、日々学び行動していきます。