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加々美理沙 ウィーンの建築設計事務所勤務を経て、ドイツで現在活動中。

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ドイツの建築家資格について <前編>

およそ2年前の2019年の始めに、ドイツの建築家資格を取得しました。 ここでは自分自身への記録も兼ねて、ドイツの「建築家」の称号について、また資格の申請要件などについて個人の体験をもとに紹介していきたいと思います。 (2021年1月現在) 筆者についてはこちら 免責事項 この記事は、あくまで筆者個人の体験と各関連機関のホームページ等の情報を基にした内容です。必ずしも正確性を保証するものではありません。内容を参考にした結果、いかなる不利益が生じても、筆者は責任を負いません

    • 建築情報学会 Session vol.15 / ドイツでの仕事やAI関連のスタディについて

      日本の建築情報学会という、建築の情報学に特化した学会の企画 ”Session” に参加しました。 簡単な自己紹介とともにドイツやオーストリアでの建築設計の仕事についてお話ししてきました。 また、個人活動として”Midjourney”などの画像生成AIと3dソフト(Rhinoceros Grasshopper)を使ったAI画像の3次元化のスタディやChatGPTとPythonを使った幾何学パターンのスタディなども一部紹介しています。 Youtubeに導入部分の約15分がアー

      • midjourney 建築系 - メモ

        Midjourney テキスト(キーワード)をもとにAIによって画像生成ができるツール Midjourney BetaはDiscordのアカウントを作成すれば誰でも無料で使用できる。(回数に限りあり) とりあえず素人ながら試してできたもの。あまりテキストやパラメータを細かく設定せずやってみた結果。 experiment 1 experiment 2 Midjourneyを建築系で使っている人 (個人的なメモ) Daniel Bolojan / Non Stand

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          mLog : map + list + photograph + log mLog Rotterdam ロッテルダム編 Google My Maps List of Architecture Projects in Rotterdam建築作品リスト ロッテルダム, オランダ(随時更新) Van Nelle Fabriek/ OMA B05 Kuifje / NL Architects Luchtsingel Bridge / studio ZUS Centraal

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        ドイツの建築家資格について <前編>

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          mLog というライフワークについて

          現在私はドイツに住んでいますが、ヨーロッパを中心としたいろいろな都市へ旅行をするのが趣味で、新しい場所へ行くたびに色々と調べては「行きたいところリスト」を個人的に作成してきました。 おそらくこの作業自体は建築・芸術関係の人や、趣味で旅行をする人ならよくあることだとは思うのですが、ヨーロッパでの生活も約9年となり、量も結構増えてきたのでせっかくなので部分的にシェアしていきたいと思います。仕事柄、建築や芸術を中心にまとめています。(随時内容を更新予定) mLog : m a

          mLog というライフワークについて

          ドイツの建築家資格について <後編>

          前編ではドイツにおける「建築家」の称号について、また建築家資格の申請に必要な条件などについて簡単にお話ししました。 >> 前編はこちら ここからは申請要件のそれぞれの内容、また申請のプロセスについて紹介していきたいと思います。 要件 0. 建築家会議所への申請書前編でも述べましたが、建築家資格の申請に必要な書類は国籍や経歴などにより異なります。私の場合は申請書に加え、以下1-7の書類の提出が必要でした。 ちなみに、申請用紙はHPからダウンロードすることもできますが、建

          ドイツの建築家資格について <後編>

          タリン建築ビエンナーレ 2017 - [01]

          今回は2016年の終わりから2017年の始めにかけて個人で取り組んだエストニアのタリン建築ビエンナーレのコンペとその展示について紹介したいと思う。 筆者についてはこちら Tallinn Architecture Biennaleタリン建築ビエンナーレ / Tallinn Architecture Biennale (以下 TAB) はEU (欧州連合)・バルト三国として知られるエストニアの首都タリンで開催され、建築家・アーティスト・エンジニアや教育研究機関・企業などが参加

          タリン建築ビエンナーレ 2017 - [01]

          ウィーンで働いていた話

          ドイツに来る前、3年半ほどウィーンに住んでいた。当時はウィーンの建築設計事務所で日々刺激を受けながら働いていた。noteの記事をこれから書いていくにあたり自己紹介的な要素がまだほとんどないので、それも兼ねてウィーン時代の事務所の様子やプロジェクトなどについて簡単に紹介しようと思う。当時の生活や仕事の詳しい内容などについてはまた別で記していく。 ▼ 筆者の簡単な経歴はこちら Coop Himmelb(l)au / コープ・ヒンメルブラウコープ・ヒンメルブラウはオーストリア

          ウィーンで働いていた話

          a b o u t

          risa kagami ドイツ建築家協会認定建築家(Nordrhein-Westfalen州, 2019-) ウィーン市登録芸術家(オーストリア, 2014-) instagram twitter w o r k e x p e r i e n c e 2017- ingenhoven architects インゲンホーフェンアーキテクツ, ドイツ 2014-2017 Coop Himmelb(l)au コープヒンメルブラウ, オーストリア e

          ドイツの定住許可取得について

          [>>English] 2019年夏、ドイツの定住許可(無期限滞在許可) を取得しました。 ドイツに移住し、建築設計事務所で働き始めて21ヶ月後のことでした。 ここでは意外と知られていない、ドイツで被雇用者として就労開始から最短21ヶ月で可能な、「EUブルーカード保有者」としての定住許可申請について紹介したいと思います。(2019年10月現在) 免責事項 この記事は、あくまで筆者個人の体験と各関連機関のホームページ等の情報を基にした内容です。必ずしも正確性を保証するもの

          ドイツの定住許可取得について