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Petya

■■セキュリティ用語擬人化プロジェクト Vol.30■■

某国のスパイとして働く女性で、出自などその素性はあまり明かになっていないが、様々な国での諜報活動や小競り合いを繰り返し、時にはその可愛い見た目とは裏腹に徹底的に敵をねじ伏せて執拗に傷つけるサイコパスな面を持つ。
昔、ある国でemotetと出会って意気投合した友人でもあったが、肩がぶつかっただけの通行人にキレて、相手を立ち上がれないほど執拗に痛めつけていた様にはemotetも引いてしまうほどの狂気さを見せていた。
最近はかなりおとなしくなったようにも見られているのだが、たまに破壊的な衝動がどうしても抑えられなくなるなど油断はできず、ストレス発散と運動不足解消のためにボクシングで汗を流している模様。
彼女の名が裏社会だけでなく、今後表舞台に轟くことがあるのかもしれない。

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「二度と立てないようにしてあげよっか」

Petyaはランサムウエアの一つとして知られていましたが、2017年6月頃から亜種であるNotPetyaによる感染被害が海外で多数確認されたことで話題になったマルウェアです。PC 上のファイルだけではなく、マスターブートレコード(MBR)も暗号化してしまう点が特徴ですが、亜種ではWindows SMBv1の脆弱性を悪用して感染を拡大させる仕組みなどが付加されるなどしたことで、被害の拡大を招きました。また、身代金要求よりも破壊を優先させたマルウェアであるとも言われており、データを元に戻すことが非常に難しいことでも知られていて、感染すると、仮に身代金を払ったとしても元の状態への復元は難しいばかりか、Windowsそのものが起動しなくなってしまうこともあります。

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