見出し画像

【v0・GAS・GoogleサイトでWebアプリ開発!①概要】ーGoogleサイトで作るグループウェア(201)ー

🙇🏻いつも、Googleサイトで作るグループウェアを見ていただき、ありがとうございます!


この記事を読んで欲しい方

企業DXや学校DXの進め方に悩んでいる方
クラウドアプリの導入に悩んでいる方
自分だけのGoogleサイトを作ってみたい方
AIの利用に悩んでいる方

①AI自動コーディングのGoogleサイトへの応用

 みなさんこんにちは。
 v0使ってますか?
 しばらくv0を使い倒していたのですが、バージョンアップが落ち着いてきたので、新しいシリーズとしてv0・GAS・GoogleサイトでWebアプリ開発!を考えてみました。
 ご存知の通り、AI自動コーディングは現在急速に伸びている分野ですが、一方で、現場ではなかなか応用しにくい分野でもあります。
 なぜなら、いくらAIが自動でコーディングしてくれるとはいえ、画面の作成から、バックエンド処理、リリースまで、一連のシステムを作り、運用する場合には、理解するべき範囲が急速に広がるため、初心者が踏み込むには必要な知識が多すぎるのです。

②GASとGoogleサイト

 私は、ずっとGoogleサイトで作るグループウェアシリーズを投稿してまいりましたが、AI自動コーディングがGoogleサイトのグループウェアに応用できないかをずっと考えてきました。
 そして、ようやく明かりが見えてきたので、ここに、その仕組みを公開しようと思います。

 ご存知の通り、GAS(Google Apps Script)は、Googleワークスペースを運用している人なら1度は聞いたことがあると思いますが、簡単にいうと、Google専用のサーバーサイドスクリプト環境(Javascript互換)です。

 その中で、あまり活用されていない部分として、HTMLサーバーとしても動くというものがあります。

 つまり、AppsScriptエディタ(以後略:ASエディタ)内で、HTMLファイル(CSS、JS、GS含む)を作り、デプロイ(Webに公開)すれば、そのままブラウザーで表示できるWebアプリになります。

 そして、作ったWebアプリを実際の現場に投入(リリース)する場合は、Googleサイトで作ったグループウェアURLを埋め込みさえすればOKなのです。

開発からリリースまでの流れ

 え?それじゃ「このアプリケーションはGoogle Apps Scriptのユーザーによって作成されたものです」の警告が上に出てきて見栄えが悪いでしょ?と思ったあなた!

GASでデプロイしたままのHTMLの画面

ここが肝です!

 Googleサイトに、ASエディタでデプロイしたURLを埋め込んで画面を作れば、「このアプリケーションはGoogle Apps Scriptのユーザーによって作成されたものです」の警告は出なくなります!
(なお、独自ドメインを持っている場合、例えば有料のGoogleワークスペースや無料のGoogleエデュケーションでは、警告は出ません)

GoogleサイトにデプロイしたURLを埋め込んだ画面

③続きます

 いかがでしたでしょうか?全体の流れはお分かりいただけましたでしょうか?
 次回からは、 さっそくv0を使って、AI自動コーディングさせて、ASエディタを使って、Webアプリを作り上げていきます。
 作り上げると言っても、v0が作った「コード.gs」と「index.html」を、ASエディタにコピペして、デプロイするだけです。
 そして、デプロイしたURLをGoogleサイトに貼り付ければ、警告なしのWebアプリが完成します。
 また、この仕組みを応用してWebアプリにデータベース的なものも追加できると考えています。(スプレッドシートに当たる部分)
 
本来なら、v0の部分を純正のGeminiが担ってくれればいいのですが、現在のGeminiの能力(最新のGemini Experimental 1114であっても)は、v0に劣るため、しばらくはv0での開発を推奨します。
 なお、v0は無料版では1日10メッセージまで利用できますので、コツコツつくれば、すべて無料で作ることが可能です。


 


いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集