塗料缶タイプの使い方
今回はHOW TO記事です!
日ごろ使っているものでも、意外と知らないことがあると思います。
そんなときに使える基礎知識なので、読んでみてください!!
ローバル製品 塗料缶タイプの使い方
弊社ローバル製品には、塗料缶タイプとスプレー缶タイプとがあります。
<主な違い>
塗料缶タイプ:ハケやローラーなど道具を使用して塗装する
スプレー缶タイプ:道具いらずでワンタッチで使える
塗料缶もスプレー缶もある製品もあれば、どちらか一方しかない製品もあります。どちらのタイプもある製品に関しては、性能差はなく同じものが入っているとご理解下さい。
今回は塗料缶タイプの使い方についてご説明します。
1.用意するもの
素地調整用具:グラインダー、ワイヤーブラシ、研磨布など
塗装用具:ハケ(腰が柔らかく塗料含みが良い物)
ローラー(毛丈12~13mmの中毛)など
撹拌機材:電動ドライバー+撹拌棒、塗料用撹拌機
養生:マスキングテープ、マスカー、新聞紙、段ボールなど
清掃用具:専用シンナー、布など
その他:ヘラ
2.素地調整
<最初にすること>
①表面に付着したチリやホコリなどを除去。
②シンナーにて付着している油分を除去。
③海の近くや融雪剤が付着(接触)するような個所の場合は、
十分に水洗いを行い、付着している塩分を除去。
■鉄材の場合
黒皮や赤さびがある場合はグラインダーなどですべて除去し、清浄な金属面を出してください。
■新品の亜鉛めっきの場合
表面にクリア塗装がされている場合があるため、シンナーでの除去又は研磨布などで物理的に除去してください。
■劣化した亜鉛めっきの場合
赤さびの出ている個所は、グラインダーなどで赤さびをすべて除去してください。
白さびの出ている個所(赤さびの発生していない亜鉛めっきが残っている個所)は、研磨布などで表面を軽くこすり、白さびをすべて除去してください。
3.撹拌
ローバル製品には金属の亜鉛がたくさん入っているため、購入時にはお味噌汁のように亜鉛が沈殿している場合がほとんどです。そのため、撹拌機を使ってしっかりと混ぜる必要があります。
塗料用撹拌機にて3分以上十分に撹拌してください。
※小缶の場合は、電動ドライバーに撹拌棒をつけて撹拌してください。
小缶でどうしても撹拌機での撹拌が難しい場合は、缶を逆さにして底に溜まった亜鉛を振り落とすようにしっかりと上下に振って混ぜることで、ある程度撹拌することが出来ます。(ローバルならR-1KGのサイズ)
撹拌した後は、ふたを開けてヘラなどで底をすくってみて、固まりが無いようであれば撹拌はOKです。
※弊社製品は粘度調整済みのため、無希釈でご使用下さい。
4.塗装
塗料を十分に含ませ、置いていくようにたっぷりと2回塗ってください。
塗り伸ばしは20㎝程度までとし、塗膜表面の色が変わり、指で押しても動かなくなったら2回目を塗ってください。(乾燥目安:30分)
塗装が終わったら24時間乾燥させれば完了です!
5.洗浄
ハケ・ローラーなどの道具の洗浄は、専用シンナーがお勧めです。
手元に専用シンナーがない場合は、製品にもよりますが塗料用シンナーやラッカーシンナー、エポシンナーなどでも対応可能です。
※塗料の希釈には専用シンナー以外は使用しないでください。
6.保管
塗料缶は、ふたをしっかりと閉めて保管してください。
蓋が開いていたり、隙間があるとだんだんと中の塗料が固まってしまい使えなくなることがあります。
※ご使用の際は、缶に記載の使用法をよく読んでご使用下さい。
↓↓ スプレー缶タイプの使い方はこちら ↓↓
↓↓ 塗装後の色変化やDIY記事についてはこちら ↓↓
(記事担当:FKD)
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