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同じ過ちを繰り返す。

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3度目の緊急事態宣言。宣言を発令する状況なのはしょうがない部分はあると思うが、正直何も進歩が無いことが1番の驚きであると同時に残念な部分。最初に緊急事態宣言が発令されてから1年経過したが、何が変わったのだろうか、何が改善されたのだろうか。正直国民に対して様々な面においてエビデンスも示されることも無く、精神論ばかり。2度目の緊急事態宣言の時に感じた違和感。それは中途半端な形と無駄に引き伸ばしてしまった点。緊急事態宣言は良くも悪くも劇薬であり、最終手段のような意味合いであったはず。

しかし、2度目の時点でそれは崩壊していた。その結果が今にも響いてるのではないか。人流を止めるならば年末年始やGW等の長期休暇ではなく、日常の人流なのではないか。確かに長期休暇の期間において人流を抑えれば一定の抑制を見込めるだろう。だが、日常の人流は結局は変わらない、変わるような方向性にもいかない。休暇は自粛となって出社を伴う仕事を抑制できなければ結局は同じ事の繰り返し。これが2度目の緊急事態宣言時に起こした過ちであり、それをまた3度目の緊急事態宣言でも繰り返してしまう可能性が非常に高いのではないか。

緊急事態宣言により、人流を抑制すると同時に医療崩壊を防ぐ、対応できるリソースを増やす意味合いが当初はあった。だが、人流は一時的でしかなく、医療面のリソースは残念ながらこの1年ほぼ拡大ができていないのが現状である。現場の方々は頑張っているが、現場だけではリソースの拡大はどうにもならない。この現実にこの1年ぶつかり続けているのではないか。実際に感染者への対応が後手後手になり感染者数の増加に伴いその部分が顕在化してきている。結局はワクチン待ち、ワクチン頼みとなっている。

確かにワクチンで一定の効果は出るかもしれないが、どこまでワクチンを信用していいのか、いつになったら多くの人がワクチンを接種できる環境になるのか。そこも不透明なまま東京五輪を強行しようとしている。正直1年前と何が変わっているのかわからない、むしろ悪化しているのではないかとすら個人的には思っている。

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