見出し画像

キングコング西野さんの吉本興業卒業に思う事。

本記事は無料公開となっております。こちらは毎週日曜配信の月額マガジン内にて以前掲載をおこなったものとなっております。毎週最新のコラムやおすすめ情報を掲載しておりますのでご登録をいただけますと幸いです。

youtubeでの情報発信もおこなっておりますので、よろしければチャンネル登録よろしくお願いします。

吉本と揉めているというか西野さんがTwitterで問題提起をしており改善を要求している件が報じられてはいたが、結果的には吉本卒業、退社という形に着地した模様。最近はメディアや一部コメントでは番組での笑いの1つであった「詐欺師」という言葉が一人歩きして良くも悪くも世間を騒がせていた。個人的にはむしろ今まで吉本に所属し続けた事が意外な部分もあるし、今後も西野さんの行動をぜひより良い方向に活かして欲しいと応援している。吉本所属とはいえは芸人さんの多くは個人事業主のようなもの。特に西野さんは個人での活動の方が活発であり、既に事務所所属してるか否かが問題ではない活動をしているわけで何かが大きく変わるという事はないのではないかと思う。

ただ、今回の騒動の発端ともいえる対応において、Twitter上でマネージャーとのやり取りを公開してしまった点は気持ちはわかるが、やり過ぎな部分があった事は否めない。だが、無能とまではいかなくともコミュニケーションにおける言葉の使い方だったり、態度だったり、行動が伴わないだったりする方が企業には一定数存在してしているのも事実。特に西野さんのように活発に行動し、常に思考をしている方からすれば何故そうなるのか考えられない、納得できないという事は多々あるだろう。ある意味で今回のは最後の引き金であり、積み重ねが生んでしまった部分があるのではないかと推察される。

もちろん、吉本に所属している事によるメリットを今回の映画プペルにおいて十分得ている部分はあったのも事実。ただ、良くも悪くもそれはそれ、これはこれ。の視点で考えれば自分の作品、映画に対しての情熱のようなものの差を感じてしまったのかもしれない。映画が公開され、メディア等の番宣も一通りできた以上は吉本に所属するメリットが限りなく少なくなった、今後の西野さんの展望を考えればオンラインサロン等を含め個人の会社で十分やりたい事も稼ぐ事も叶えていける道筋ができているからこその対等な話し合いを求めたのではないかと思う。

ある意味ではこの対等を求めるだけの環境を作れるか否か。会社員であれば会社以外からの収入を得る準備ができるか否か。この下地がなければ良くも悪くも強気に出ること、対等な話し合いを求める事はできない。これを先日のオリラジの中田さんもできていた、今回の西野さんもできていたといえるのではないか。いわゆる副業が本業になるようなパターンに似ているのではないか。セルフプロデュースはリスクマネジメントの一環。これが今後の社会におけるキーワードになってくるのではないかと今回の西野さんの吉本興業卒業、退社から改めて感じる。

サポートいただきありがとうございます。サポートのおかげで今後の活動につなげていきますので、今後ともよろしくお願いいたします。