コラム-17

携帯事業はどうなる?楽天の現状について考える。

予定されていた10月より半年遅れでの本格稼働。しかし、現実問題として料金プランや電波網の構築に関しては具体的な発表すらできてない。トップが勝手にノルマを定めて発表をしているならば現場は追い詰められてるだろうね。第4のキャリアとして注目されてるし、国からもプレッシャーをかけられている現状では無理矢理だとしても早期本格稼働をせざるを得ないのだろう。楽天経済圏での囲い込み戦略が可能であるからユーザーの料金への期待感も高いが、競合他社が横一線戦略であるので差別化が本当にできるのかがポイントだろうね。

まだ自社独自の電波網でサービスを開始してない、できていない段階では安易な発言。三木谷さんが孫社長と異なり好意的な印象を持たれない理由は多分こうゆう点なんだろうね。日本社会で生き抜くには上下関係を意識したコミュニケーション能力とハッタリ力なのだろうね。このハッタリ力にいかに信頼性を持たせるか否か。その点については孫社長も三木谷社長も有能なんだろう。

電波網の安定性に関してはユーザー数が少なく、範囲が狭いほど安定はする。ただ、実際に全国展開をしていき、ユーザー数が増えた時に長きに渡り設備投資と増強がおこなえていくのかってとこが課題。ソフトバンクもサービス開始当初はかなり苦戦をしていたわけだし、楽天はソフトバンクの時よりももっと厳しい状態となるのが想定できる。

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