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インフルエンサーに思うこと

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インフルエンサーが色々と問題を起こすことが昨今増えている。確かに口コミの発信源としてインフルエンサーの存在価値が注目されていたのは事実が、発信力はあっても信頼度という意味では正直いって元々そこまで高くなかっただけなのでは?と個人的には思う。あくまでも知る機会を創出してくれているという存在。それが発信源としてだけでなく、評価をするようになったり、その評価が称賛されるようになってから少しおかしくなってきた印象がある。

インスタやYouTubeでのインフルエンサーの存在はテレビ等で芸能人の方々が発信するよりも親近感があるからこそ受け入れられたと個人的には感じる。確かに価値観だったり距離感は近いだろう。元々は同じ立場だったり土俵だったりという「素人」であったわけである。だからこそファンの方々が口コミ含め拡散する事で存在価値をもったかもしれないが、広がれば広がるほど粗もみえてくる。

大前提として商品なりが良いモノであったとして、その発信がファンまでは確実にリーチできても、言葉は悪いがねずみ講みたいに直接的なファン以外にも広がっていく。ファンから広がった先の方々はインフルエンサーへのファン度だったり信仰度みたいなものは当然弱まるし、下手をすればアンチにまでその拡散は繋がる。もちろん、企業側もインフルエンサーにお願いをする段階で自社のイメージなり商品なりのターゲットにあった方を選定しているだろう。ただ、リーチしたい層を確実に絞れるわけではないのも現実である。

インフルエンサーが良くも悪くも有名になれば想定している以上の反響を生んでしまう。ただ、この広がりを期待してるとはいえ、炎上のリスクなりも生じてしまう。また、直接的なファンではない場合は冷静な視点を持ってるからもし嘘とまではいわなくとも真実ではない面が、案件であるからいわないのかなと少しでも気づいてしまえばそれら全体を疑ってしまう。全ての方々が真剣にという誠実にインフルエンサーとして発信をしていればよいが、そんな性善説はあるわけない。だからこそ先行者の方々は儲かったかもしれないが、その影響で徐々にこの構造の粗が顕著になってきたのではないかと思う。レビューなども含めて総じていえる事はユーザーは賢いという点。ファンなり信者なりは盲目かもしれないが、その周囲にいる方々は残念ながら賢い。その結果が今のインフルエンサーへの信頼を揺らぐ結果になったのではないかと思う。

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