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バイトテロまた起こる。

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某焼肉店で起こったいわゆるバイトテロ。一部のバイトの方々が非公開のSNS上にて公開した動画が別の方により他のSNSに拡散されて問題が発覚、大きくなった。バイトテロという言葉が生まれて数年前に一時期話題となったが、流石にヤバいと知れ渡り鳴りを潜めていただけに今回久しぶりに大きな問題となっている。企業側の対応としては該当人を解雇、従業員への再教育、謝罪という流れとなったが、今後損害賠償請求を含めて動く事も示唆している。実際に動画が拡散され、話題になった事で企業側に問い合わせが殺到した為、現状の営業並びに今後にも影響を与える事は必須だろう。

個人的な思いをいえば企業側としては当然の対応であり、損害賠償請求をされても致しかたないだろう。いくら面白半分だったとしても、威力業務妨害の可能性も十分ある行為であり、動画は非公開だったはずなのにという言い訳は通用しない。問題は行為そのものであるわけである。過去の事例から残念ながら学べない人が未だにいる事が残念極まりないと思うと同時に、数年置きにこうゆう問題が発生しなければ抑止力にならないのは日本社会全体における教育力、リテラシー力の欠如を如実に現しているのではないか。

また、今の時代は残念ながら企業側が公表しなくともネットで本人特定されるだろうし、本人だけではなく親族にも大きな影響を与える。これは成人していようが未成年だろうが関係が無い。もちろん、本人以外にまで影響が出るような状態になる点について疑問はあるが、そこまでの可能性やリスクという部分をネット社会である現状から想像できなければならない。日本社会は息苦しいと感じる部分はあるにしろ、普通であればこんな行為をおこなうわけがない。言い方は悪いが、そこまで想像できないからこそバイトテロといわれる行為をおこなってしまう。

日本社会において、教育は学校がおこなうものという現状認識が残念ながらある。しかし、一般常識だったりリテラシー教育だったりまでは学校がおこなえる範囲は限られる為、現状では不足しているといわざる得ないだろう。家族関係が希薄しているとはいえ、こうゆう部分はもっと家庭内でコミュニケーションを含めておこなっていかなければ浸透していかないのだろう。改めていえばバイトテロは言語道断であり、厳しく企業側も対応の必要がある。今後同様の事例を増やさない為には見せしめのような形でもやらざる得ないのではないかと思う。

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