動悸で仕事ができなくなった話①
一昨年の夏、私は正社員雇用で事務の仕事に再就職していました。
40も半ばを過ぎてからの再就職だったし、
母体がまあまあ大きい会社だったので、ここで定年まで頑張れたら、
と意気込み過ぎたのが今考えたらよくなかったな、と思ってます。
我慢しすぎちゃったんです。
結局、そこで何があったかと言うと、
業務を共有する人から地味〜にパワハラを受けたんですよね。
ほんと地味〜に。。
頭も良くプライドの塊のような人だったので、
自分がイジメてる、パワハラにあたる行為になる、ということが見抜かれないように最初の頃は慎重に行動していたようでした。
だから当初はものすごく分かりにくい形で巧妙に仕掛けてきており、
ああ、あれイジメてたんだな…私の事…
って、落ち着いた頃に気がつく始末。
入社して間もないあいだは私と彼女の間に歳の差もあったので
気を遣ってなるべくフラットな状態で接してくれていたんでしょうね。
でも一度下に見た相手にはとことん詰め寄って、責め立てているのを
見てしまっていたので、わりと早い段階で気づきました。
ああ、これきっと私にもしてくるわ。
案の定、私の気弱な性格を見抜いて
彼女ははすぐに私にもマウントを取るようになってきました。
キツ目の言葉な上に高慢な態度、
こちらは普通に受け答えしてるだけなのに、何かが気に障ったのか急に怒りモードのスイッチが入ってコントロールできない様子になったり…。
その場を離れて怒りをやり過ごしに行く場面も何度も見たし、
怒りに任せて物に当たる姿も何度も見ました。
どのシチュエーションを思い返してみても、
客観的に見てそこまで怒りが込み上げてくるような事案でもなかったし、
このアンガーコントロールのできて無さは性格的なものなんだろう
ということは明白でした。
私もそこそこ長い間、仕事はしてきた身なので
業務上はそこまで無能な動きはしてなかったと思うんですが、
彼女の高圧的で威嚇的な態度にだんだんと怯えるようになってしまい、
普通だったらほとんど時間を掛けないですむ業務も
“執拗に責められるかもしれない”という怯えで必要以上に時間を掛けてしまう場面が増えてしまっていました。
この時はなんでこんな簡単な事ができないんだろう?
と悩んでいたんですけど、
"叱られるかもしれないとストレスを持ちながら仕事をすると、
そこに脳のリソース食われて能率が落ちる"
というネット記事を見て、これだ!となりました。
もちろん折を見て直属の上司にも相談し、何か解消&対象方法があれば…と助言を請いましたが「気にしなければいい」の一言。
そんなわけにいかないから相談しとるんじゃい!
だからこのポジションの人が根付かず辞めちゃうんでしょ?!
と心の中は大嵐。
内心とてもがっかりして、この後なにも考えられなくなりました。
そしてある日、私は息苦しさと激しい動悸で仕事に行けなくなりました。
どこまで気力が持つか分かりませんが、
つづきます。
記事がまとまり切っていないのに
ここまでお読み頂きありがとうございます(感謝)