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【ポケカ】2018年に活躍したスタンダードデッキ5選 後編【SM】

記事を読んでいただきありがとうございます。ろしです。
ここ最近エクストラについての記事ばかりで更新が止まっていましたが、そろそろ進めていきましょう。
前回の2018年の記事で書きましたが、この辺りからパックの発売頻度が急激に増え環境の移り変わりが激しいこと、ローテーションを挟んでしまうのに加えてこの年からマークで管理をすることとなりローテーションが毎年行われるようになったという理由で2018年を前半・後半でわけてまとめようということで今回はその後半となります。
2005年のADV・PCG環境から始めてきたこのシリーズですが、ついにSMシリーズまでやってきました。
長年多くのデッキを支えてきたXYシリーズのカードがローテーション落ち、SMシリーズ以降のパワーインフレが加わり大きく環境が変わることになります。この環境は今でも楽しまれている話を聞くこともあり、非常に構築もプレイも面白い環境であるため解説するのも少し緊張しています()
今回はその中でも活躍したデッキを5つ厳選して紹介しようと思います。

ウルトラネクロズマ

デザイナーズデッキなのに深い

まず紹介するのは禁断の光の目玉として登場したウルトラネクロズマGXを軸としたデッキです。
自身についている基本超エネルギーの枚数分打点をあげることができるウルトラネクロズマGXをカラマネロのサイコリチャージにて加速し青天井の高打点ダメージを連打することができる以前紹介したレックビールのリニューアルしたかのようなデッキです。

ウルネク自身もジラーチ採用

ウルトラネクロズマGXによる超高打点を出せるアタッカー以外にギラティナをアタッカーとして採用されました。
このギラティナは特性やぶれたとびらにより何度もトラッシュから場に戻す事ができ、カラマネロのサイコリチャージと合わせほぼノーコストで継続的に非ルール持ちアタッカーを作ることができるため、非ルール持ちのデッキに対しても5分以上の戦いをすることができました。
やぶれたとびらのダメカンを乗せる効果もGXワザめつぼうのひかりGXとの噛み合いが良く、この環境で頻繁に使われたジラーチをやぶれたとびらとめつぼうのひかりGXを合わせて一掃するというテクニックも使われました。
その後も各弾にて強化を受けながら環境デッキの一角として使われた定番デッキとして定着していった印象を受けます。

ジラサン

後180ダメージ

続いて紹介するのはサンダーをメインアタッカーに据えたジラサンです。
ベンチからバトル場に出た時に1エネ80ダメージという破格のマナレシオを誇るサンダーをメインアタッカーに据えたデッキですが、継続的にダメージを出すためにはベンチに戻すためのラグが生じます。
そこにバトル場限定で機能する特性ねがいぼしを持つジラーチを潤滑油としてさらにグズマやあなぬけのひもと言ったサンダーをバトル場に送り出すだけではなく相手のベンチポケモンを引きずり出すトレーナーを併用し、最序盤から積極的に進化前の種ポケモンやシステムポケモンを狙撃していく速攻デッキとして機能します。
この周辺の拡張パックでは雷ポケモンのプッシュが強く、エレキパワーやカプ・コケコ◇、サンダーマウンテンといって現代のエクストラレギュレーションでも一線級のカードがそろっており、これらのバックアップもあり非ルール持ちのウィニーデッキのような形であるものの中盤以降もパワーを保ちながら戦うことができました。

サンダースGXはサンダーに強い。

一口にジラサンと言っても構築には幅があり、レインボーエネルギーを採用し同じく1エネで起動する種ポケモン(主にウルトラビースト)を追加のアタッカーとして採用したUBジラサンやサンダースGX等のルール持ちの大きなポケモンを採用した型など形を変えながらこちらも環境デッキの一角として使われた定番デッキとして定着していった印象を受けます。

ルガゾロ

今年もよろしくお願いします。

XYシリーズがローテーションによりスタンダード落ちしたことでスカイフィールドというゾロアークGXのパワーを最大限に発揮する相方が使えなくなったものの引き続き環境の一角として存在し、ローテーション後のCL新潟2019では優勝を果たしています。
ライオットビートの最大打点が120ダメージまで落ちたものの、HP210という耐久値とダブル無色エネルギーとアセロラとの相性の良さから中打点デッキに対し強烈なプレッシャーをかけることができる点、相方にルガルガンGXを沿える事でデスローグGXという必殺技が残っています。
特性とりひきによるデッキの回転率は健在であり、ドローサポートに中盤以降頼らなくても良いため、グズマやアセロラといったカードにサポーター権を譲ることが容易でルガルガンGXの特性ブラッディアイ合わせ上記のジラサンのように積極的にベンチポケモンを展開前に刈り取るような動きも可能でした。

今でもエクストラで見る光景

ローテーション前より使われていた組み合わせであるものの、新戦力としてメタモン◇を得ることができました。
なんでもしんかはゾロアークGXやルガルガンGXどちらにも対応している他、アローラベトベトンやマニューラといったメタカードへのアクセスを可能とした画期的なカードであり、ルガゾロというデッキの対応力の広さに拍車をかけました。
その後環境に合わせ、新規カードを吸収していき形を変えながらこれから先も定番デッキとして使われ続けました。

ズガアゴ

バーストGXもすごく強い

続いて紹介するのはズガドーンGXをメインアタッカーに添えたズガアゴです。
レジェンドシリーズの「ロストリンク」以来久々に登場したロストゾーンをフィーチャーした拡張パック「超爆インパクト」で登場したデザイナーズコンボのようなデッキですが、上記のウルトラネクロズマ同様に場の好きな数の炎エネルギーをコストに青天井ダメージのビックリボムで攻めていきます。
コンセプトだけならば上記のカラマネロで加速するウルトラネクロズマと変わらないように見えますが、カラマネロと違いサポート役であるアーゴヨン自身もアタッカーとして運用が可能な点、HP130と高く上記のゾロアークGXのライオットビートやエレキパワーを使用したサンダーのアサルトサンダー等の攻撃を受けても耐えることができる等耐性がある点、ポケモンが全てウルトラビーストで構成されているためウルトラスペースでアクセスができる点など差別化要素があります。
先の話になりますが、この後炎ポケモンを贔屓したかのようなもうプッシュが起こり活躍することになりますが、それはまた別の話。

レックガノン

最後に何を紹介するか迷いましたが、最後に紹介するのは前回の記事でも紹介し、ローテーション後も相方を変え活躍したレックウザGXを使用したレックガノンです。
ローテーションによりピーピーマックス等のサポートを受けることができなくなりましたが、雷と草エネルギーを加速するという非常に相性がいいクワガノンを相方につけローテーション後も戦い続けました。
ここまででウルトラネクロズマやズガドーンといった青天井火力が魅力のデッキを紹介しましたが、このレックウザも全環境同様に青天井火力が魅力なカードで盤面が固まってしまえばノーコストで高打点を連射することができるのが魅力です。

クワガノンという2進化を立てる必要があるため盤面構築のハードルの高さはあるものの、クワガノン以外にも自身の特性しっぷうどとうやGXワザであるものの大量のエネルギーを展開可能なゼラオラGXの存在、カプ・コケコ◇による瞬間的なエネ加速といった別プランも存在している他、レックウザGXと同じ条件を持つサブアタッカーのシェイミ◇等強力な新規カードを得ることができ前環境のレックウザとはまた別の強みを持つデッキとして環境に戦い続けました。

終わりに

はじめに書いた通りですが、この2018年終盤に行われたCL新潟2019の環境は今でも非常に人気があるプールで少し突っ込まれるのではないかという緊張もありますが、いかがでしたでしょうか?
年を越すと更なるインフレによりこの辺りの名デッキを紹介出来ずに終わってしまうため、どうにか紹介出来ないかと前半・後半に分けて紹介をさせていただきました。
これ以外にも名デッキはたくさんあるため、「このデッキも好きだった」とかそんなコメントもお待ちしています。
今回は以上になります。それでは長文になりましたが、もし面白かった、続きがみたい、他にもなんか書いてなどありましたら、♡押してくれたりコメント書いてくれたりRTしてくれたら喜びます。

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