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【高岡】 2019.09.08 秩父宮杯ロードレース・エリート

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結果:75.3km 2’02”07(Top + 30S)3位

10時に秩父駅前をスタートして16分ほどパレード走行して周回コースに入り一旦ストップしてからレーススタート。周回コース後半の登りから入るので、6.5周で2分ほどの登りを7回登る。

以下昨年の作戦。

今日の作戦はココを全力で行くと決めていた。7回通る上りで、頂上からゴールまで3km弱だけど、テクニカルな下りとその後の上り返し、下り、平坦、ゴールなので、逃げ切りも不可能ではないか。とにかく最終周の上りまでは動かずに、その一発でどこまで人数減らせるかに全てを懸けようという作戦。自分はロードレーサーで、一番得意なのは5時間を超えるような耐久的要素が強いレースなのだが、一番憧れるのはパンチャー。ここ一発の勝負どころでライバルを蹴散らし、そこからゴールまで逃げられるような走りが一番好き。

現実は、下りで抜け出してしまい3人で逃げて最後鵜澤君と2人になり、逃げ切れるかと思いきや残り1周を前に単独になってしまい30秒差を守れずに追いつかれての4位。

それを踏まえて今年こそは↑の作戦で行こうと決意。注意すべきは岩島君くらいかな。(これが甘かった。事前リサーチ不足)

1/7:1周目の登りから先頭付近で登れて心拍も169までスムーズに上がっているので調子は良いかなと感じられた。下りは前の選手をパスするほど快調。

2〜4/7:数が多い湾岸が積極的に動きを作る。前に逃げ集団が出来ると後ろ集団の前方でローテの妨害をしがちになるので、そういうのは入れないでローテを回すべきなんだが、他チームが前に出たがらないで抑えの湾岸の後ろに入っているので集団の速度が下がってしまう。それで追走の為に集団の速度が上がり・・が繰り返されてムダにエネルギーを使う。
石井君が積極的に動いていた。
登りでは西谷さんが積極的にペースを作る。シッティングでもギリギリついていけるくらいなので今日は調子が良いようだ。2回めの登りでメーターちら見したら心拍は171まで上がっていた。
やはり下りは先頭で。下り上手な西谷さんも下り終わると離れている。そんなに速いのか?下りは自信ないんだけど、不思議だ。
何度か逃げが出来るが大きくは離れず。

5/7:4周目後半くらいだったか、3人の逃げが出来て集団のペースが落ちてしまった。前述のように今日の作戦は集団で待ちだったので、見送ってしまった。まだレースは半分くらいあるし。先頭は湾岸・鵜澤、オーベスト・西谷、黒ジャージ・石井の3人。
登りはペース落とさずに少し詰めて追走グループ形成しようと。下りでまた単独になる。下り後の登り返しでいつも後続を待つんだが、そこで3人の追走が出来ていたので、そこに合流して4人で前を追う。
赤ジャージが宙ぶらりんで前にいたようで、それに追いついて前3人、追走5人となる。悪くない。けど問題は、追走グループが出来る前に差が最大1分50秒まで広がってしまい、ちょっと追いつくには黄色信号。

6/7:とにかく人数の利を生かしてまとまってうまく走り少しずつタイムを詰めたい。ラストの登りで20秒差だったら面白いと思っていた。
しかし2分弱まで広がった差はなかなか縮まらず、登りの前の見通しの良い直線で見た感じ1分以上はある。登り途中の沿道の応援でも1’20とか1’30とかそのくらいの差のままだったと思う。6回目の登りはペースで行こうとあまり上げなかったけど、それでも後ろと差が開いてしまったのでペースを落とす。追走はまとまって走りたいけど、それでは前との差が縮まらずもどかしい。ずっと登りで171−172bpmまで上がっていたけど、この周だけ169まで。そのくらい落としていた。

7/7:ラスト1に入っても差は同じ。登り前の直線ではるか前に見える先頭3名は先程の周から少ししか縮まっていない。もう優勝出来ない事は決まってしまった。けど決めたとおり最後の登りから追い込んでいく。
キツイけど登り口から先頭に出てペースを上げる。雑賀さんが反応していたと思うが序盤の急坂で少し離れているのが確認出来た。こちらも限界だけどキツイのは同じと思いとにかく頂上まで踏みまくるのみ。心拍は上がりに上がって179まで。多分今年の実走では最高値。ここ数年でも最高かも。
頂上では後ろとかなり差がついただろう。下りは今まで以上に飛ばして前だけを追う。登り返しで千切られて瀕死の石井君が見えたので下ハン持ったまま頂上までダッシュして抜き去る。これでなんとか表彰台か。
前方にオレンジのジャージまで目に入った!遅れた西谷さんを追うがこちらはそこまで勢いが落ちてなく、私も平地に入ってからもう一度スプリントする力は残っていなくて、少しずつ差を詰めるが背中まで迫る事はなく3位のままゴール。

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52歳西谷さんに負けてしまった。ロードレースは難しい。それ故に面白い。来年またここに勝ちに来よう。

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