見出し画像

富士チャレンジ200 レースレポ

ALBIのレースを終えてから金曜までロンドンで、土曜日に帰国してから引っ越し。練習はその合間のローラーのみで、それも土日こそ60分前後やったけど、今週weekdayは木曜を除いた4回、最長17分乗っただけ。毎日夜の予定が入っており帰宅後も家の片付けをして寝るのが2時過ぎ。朝早くに起きられないので出社前に脚回すのみ、というヒドイ生活。

==========

4時起床。前夜は引き続きやらなければいけない部屋片付けしたりもろもろで寝たのが0:30と遅かった割には準備ゼロだったので起きてから急いでレース準備。なんとか5時にはロードバイクとTTバイクの2台積んで出発。
まだ土曜5AMの六本木は金曜夜の続きという感じで渋滞している。約束の時間を20分遅れて福田さんをピックアップ。

7時前には余裕を持って会場の富士スピードウェイに到着。とは言え最初の個人TTのスタートが8:09なのでまったく余裕ないけど。
コース試走を2周してウォーミングアップとして、TTに備える。まったく十分ではないけど、今日はこれから200kmのレースがあるし。

実はエントリー時のちょっとしたミスで受付票がきてなくて、その影響でチップ受け取れずというのがスタート直前に発覚したのだが、それでも主催者側の迅速に機転を聞かせてくれて、私のタイムがきちんとリアルタイムのリザルトに反映されていた。主催者側の対応に感謝。

【レース1:個人タイムトライアル(1周4.3kmくらい)】

しかしながら結果は全くダメな感じ。短距離全力疾走というこの種目はかなり苦手な分野なので期待もしていなかったので全く問題ないけど。

チームRXチームは仲良く5位6位。優勝の大塚潤って聞いたことある。元U23の全日本チャンピオンで宮田レーシングでも走っていた選手だ。タイムが圧倒的に速かったけど、それを除けば2位から6秒”しか”遅れていない。まぁ悪くないだろう。というポジティブ思考で。
それにしてもTT直後のあの大腿筋の痛さのどうしようもない感じ。何度経験しても変わらない苦痛。

■個人TTデータ(手元の):4.3km 6’02 Ave 323W NP 337W 92rpm 52.1-47.9%

そういえばこのバイクでのレースは初めてだったか?ロードと違いクランクは170mm。可動域に余裕を持たせてエアロフォームを取りたい為。

さて、気を取り直して10時スタートの200kmレースに。特に普段と変わることなく走れば良い。リラックスして臨む。

【レース2:約200kmロードレース(44周)】

10時スタートですぐに先頭付近まで上がる。1周ローリングの後にリアルスタート。しばらく6分ちょいとかたまに6分切ったりというペース。東京Ventosさんが主にペースメイクをしてくれる。あと"Legend"サポートライダーの三船さんとか元愛三の西谷さんとかも速い。
100kmのレースが終わるまでは人数多いし200kmの選手も皆フレッシュなので動かない作戦。100km過ぎても今のコンディションだとキツイ勝負に持ち込むと自滅しそうなので、極力省エネで最後まで残りたいので、勝負かけるにしても最後の最後。
ライバル達の走りを見ると、昨年おきなわで2位の井上亮選手が強い。これは動いたら絶対に逃がさないようにしないとと注意。

100kmのレースは6名ほどの逃げが決まり、RXチームからは福田さんが入っているので、なおさら200kmのレースはそれを静観してとりあえず100kmレースが終わってからのリアルスタートだなという雰囲気。福田さんは惜しくも逃げから脱落してゴール数10m手前で後続終段のゴールスプリント上位に飲まれて入賞逃す。残念。にしてもALBI後にベルギー行ってビール三昧であまり練習しているように思えないけど、よくやるわ。

100kmレース終了後に一気に人数減っていよいよ200kmのレースが始まるなという矢先、井上君がアタック。かなりの勢いで上りを駆け上がる。1周で20秒ほど差が開いてしまう。6分フラットくらいで走っていたのではないか?というペース。そのあまりの馬力に、これは後ろが牽制モードになったら2分くらいあっという間に差が開いてしまい、そうなると余計協調体制は難しくなりしかもレース後半で皆疲れてきて先頭に出たくなくなり、、というシナリオに恐れる。今日は風が強いがサーキットでのエンデューロは1周ずっとグルグル廻っている選手が途切れないので、後ろに入るスリップストリームではなくてもなんとなく風の流れが出来るので独走で抜かし続けるとかなりの恩恵を受けられるのを知っている。
周りに声をかけて8人くらいできちんとローテーションして差がこれ以上広がらないように追走。追走も楽ではないくらい速い。さすがに練習量と強度が半端ないだけに実力も相当なもの。なかなか差が広がらないので断念したのか、2周くらい追走したらようやく差が縮まってきてとりあえず振り出しに戻すことには成功。その動きの中で人数は10人くらいに減ったのか?

150kmくらいで8人くらいになったかな。目立って強いのは井上君。ビアンキの北野君はその次に調子良さそうで、しきりにアタックしている。それで集団のペースが一時的には上がってギリギリで走っている人が千切れていく効果はあったかもしれない。ほっとけばすぐに戻ってくるのでライバル勢はじわじわと吸収。その動きの中で一番ダメージ受けてたのは本人じゃないかな。
それよりも上り途中からなんとなくペースが上がってそのままホームストレートまでペースが落ちないでいくのが辛かった。井上君・北野君により何度かかなりペースが上がった時があり、若干差が開いてしまったり内転筋が攣ってしまったりというのがあった。

井上君はペースが落ちるとスーッと自分のペースで前に出て、それで差が開いてしまうとそのまま単独でどこまでも行ってしまうんじゃないかってほど脚があった。強かった時のよっしーの更に強力版みたいな感じ。なので絶対に逃がさないように井上君の動きだけに集中。

しかし後半になると脚がつりそうというか、半ば攣りながら走っている状態になってきたのでアタックに反応するとかそういう余裕は全くなくなってくる。ローテーションも極力サボるようにして走るけど、後ろに取り残されないようにだけは注意。脚攣りながら何度も手でほぐしているのをみて心優しきゴローさんが高級塩をくれたのでそれを何度か舐める。あ、そうそう。補給食は今日もMag-Onジェル。そのおかげかどうか、何度も内転筋を攣りながらシッティングで粘って切り抜ける。ストレッチすると収縮した方の筋肉が今度は攣るので伸ばすことはせずに手でほぐす。

ラスト近くなってからは上りのたびにあと何回我慢すれば、とカウントダウンしながら走る。そういえば井上君がいつからか下りでも異様に軽いギアで脚を回している。こりゃまたなんかのメカトラかな?それでも上りではちょうどよいギアっぽいので速い。

ラスト2周の上りでやはりペースが上がる。この時は全員を見送りながら脚が攣って離れていく。なんとか攣らないポジションにして差が広がらないように粘り、最後は腕で進ませるようなダンシングでラスト1周入る前のホームストレートで合流に成功。
ラスト1周の一番下あたりから半周残して井上君がアタック。実力的にはお見合いしたら絶対に逃げ切るだろう走り。私は他力本願ながら幸い詰めてくれる人がいたのでそこにつく。ギアがない井上君は下りでやはり捕まる。しかしそのまま上りにも先頭で入り、最後の力を振り絞って下から上までハイペースでいく。ツライけどここで千切れるか耐えて優勝争いが出来るかでは雲泥の差。下から一定の速いペースで行ったおかげでなんとか乗り切る事ができた。

スプリントは多分強くないであろう井上君は絶対に先行するから。そのマークはやはり外さないこと。ゴールスプリントでは北野君が一番強いであろうこと。などを頭にいれながら最後の直線へ。
ギアのない井上君は上り切ってホームストレートに入ってからも牽引を続ける。周回遅れの選手団がコースの右半分以上にいるので追い越し車線左側のコースは極めて狭い、その中でのスプリント。右と左両方から選手が抜いてきたところで井上君のリードアウトは終了。そこで私は右のトレインに飛び乗る。予想通り最後は北野君がスプリントしてきたけど幸いそこにもつくことが出来た。そしてゴール目がけてスプリントしたら意外や意外、抜くことが出来てそのままの勢いでゴールラインを通過。

えっ?!と自分でも思うようなゴールスプリントでの勝利。ちょっと信じられないというのと、千切れかけてひらひらと道中ローテ飛ばしながら粘っていた自分が最後に勝って申し訳ないなぁという気持ちの中で、ガッツポーツはほんの小さく右手を上げただけになってしまった。

まぁそんな感じの優勝だが、やっぱり終わってみたら嬉しい。

もてぎ100kmでゴールスプリントでの優勝も過去あったし、やっぱり皿脚での瞬発力と長距離レースの最後のスプリントではかなり違うんだろうな。あと体重が今回も63kgほどとそれなりにあったのも無関係ではないか。

■データ:約194km 約4’43  約↑1900m 約3350KJ 約290TSS
Ave198W NP244W 86rpm  Ave146bpm  Max178bpm
Eff41.9%  L-R: 51.5-48.5%  Dancing 17.3%  Ave198W Max864W

ゴール時にストップし忘れた。心拍数はゴールスプリントで今季最大まで上がったのを見ると、決して悪くはない。最大パワーも8月くらいから練習時でもなかなか出てなかった数値。左右差も私基準では非常に良い感じ。ペダリング効率の悪さは相変わらず。ベストラップは2周で11’49。これは井上君が逃げたのを追っていた時かな。
データリンク→https://cyclo-sphere.com/w/cfb9779a02e1c03be18c555eeb20bfdd274f333bd46d9ba4c148dead95c7317e


■バイク:TIME ZXRS / Di2 / SACRA 50mm

グランフォンドはVXRSで走ったけど、その後はまたおきなわに向けてZXRSでやっていく。

今回ホイールはSACRA50mmにSOYOラテックスにコンチのタイヤ(F: 新Supersonic / R: Force)。サーキットでは特に重さは気にならない。


【祝勝会@ogino】

表彰式済ませて帰宅してから夜はチームメートとディナー。図らずも祝勝会となりいつも美味しいoginoの料理がよりいっそう美味しく感じた。

レストランのコンセプトは”Red & Green”で、オーガニックな野菜とガッツリ肉を�食べるのが基本だけど、今日は魚介しばりの”Blue Day”。これがまた旨いのなんのって。シメはブイヤベースのリゾット。いつも通り食いすぎた。

まだ今月ブルーデーは2回くらいあったと思います。是非お店に問い合わせてみてください。


この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?気軽にクリエイターを支援できます。

10
コメントを投稿するには、 ログイン または 会員登録 をする必要があります。