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野菜の個性に合わせた調理方法

何を当たり前なことをという題名ですが、
スーパーで買い物をしていると年間を通して、同じような品目の、同じような規格の野菜が売られていることが多いです。
一方在来種といわれるお野菜は、見た目がユニークで、食べた風合いも特徴的なものが多いように感じます。

かぼちゃと言われなければ、わからないような見た目の冨田さんの春日ぼうぶら。春日というのは熊本駅周辺の地名で、もともと春日地域で栽培されていたことから名前がついています。

一般的な緑色の栗カボチャに比べ、水分がやや多めで、栗カボチャを煮物にするレシピで調理をすると、水っぽい仕上がりになります。
だから使いにくいよね、ではなくてどうやったらこのかぼちゃのポテンシャルを最大限に引きだして、美味しくいただけるか?と考えて先日調理をしてみました。

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始めに半カットにして固まりの状態をオーブンで加熱してみたら、味はとても美味しいのですが切り分けようとすると形が崩れてしまいました。
逆に小さく1㎝サイズにカットして、乾燥しないようにオリーブオイルを全体に回して、180度のオーブンで15分加熱。表面はカリっとした食感で、中身はトロっとした質感に仕上がりました。そのまま食べても美味しいですし、サラダのトッピングなどにも合います。

少し時間を置くと、中の水分が全体に広がりしっとりとした質感に変わったので、庭で採れた少し硬めの甘柿と合わせてマリネにしてみました。

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どうやったら美味しくなるか?と考えて、普段とは異なる方向性の料理に挑戦してみたり、新しいレシピに出会うキッカケもになります。今度はスープにしてみようと思います。

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