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【祓詞】月待之祓、日待之祓、海神祓

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月 月読命さま

イザナキの右目から生まれたとされる神


月待(つきまち)之祓


掛巻も 畏き 月絃尊は

かしこき つきゆみのみことは


上絃の 大虚を 主給ふ

じょうげんのおほぞらを 

つかさどりたまふ


月夜見尊は 

つきよみのみことは


圓滿の 中天を 照給ふ 

ゑんまんのちゅうてんを

てらしたまふ


月讀尊は

つきよみのみことは


下絃の 虚空を 知食す

げげんのそらを 

しろしめす


三神三天を
知食と 

さんじんさんてんを 

しろしめせと



申す事の由を 聞食て

まをすことのよしを

きこしめして


祈願 圓滿 
感應 成就 

きがん えんまん

かんおう じょうじゅ


無上 靈寶 
神道 加持

むじょう れいほう 

しんだう かじ



ツキヨミノミコトが

●月絃尊 上弦の月

●月夜見尊 満月

●月讀尊 下弦の月

この3つの名前と、その役割も書かれています


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太陽、日 天照大御神さま

イザナキの左目から生まれたとされる女神待之祓


高天原に 神留座す

(たかまがはらに かむづまりまします)

皇親神漏岐神呂美の命を 以て

(すめむつかむろぎかむろみのみことをもって)

日皇太神を 奉請青體の 

(ひすめおほがみを おぎまつりあほとの)

帛幣白體の 幣帛を 

(みてくらしらとのみてくらを)

百机に 悉 備献 

(ももとりのつくへに 

ことごとく そなへまつり)

種々の物を横山の如く 積足して 

(くさぐさのものを よこやまのごとく 

つみたらして)


百度の置戸を以て 

(ももとぐらの おきどをもちて)

祓給ひ 清給ひ 

(はらひたまひ きよめたまひ)

朝日の豊榮の 光照す

(あさひの とよさかのてらす)

天暁げ 待奉祭 祀の御太麻の

(みかげ まちたてまつる 

まいりのみぬさの)

倍心成就に 常盤堅盤に 

(みぶこころまどかに 

ときはかきはに)

守給て 延齢の事を 八百萬の 

(まもりたまひて 

つのるよはひのことを

 やをよろづの)

神等諸共に 所聞食と 申す

(かみたちもろともに 

きこしめせと まをす)


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NASA

地球を、素戔嗚尊さまになぞれば

イザナキの鼻から生まれたとされる男神、海神


海神祓

わだずみのはらい


高天原に 神留座す 

(たかまのはらに 

かみづまりまします)

皇親神漏岐神漏美の命を 以て

(すめむつかむろぎ

かむろみのみことを もちて)


大海龍 小龍 

(おほわだつみ こわだつみ)

諸龍神を 奉稱て 

(もろわだつかみを 

たたへたてまつりて)

五色の 幣帛を 五方に 取配て

(いついろの にぎてを 

いつかたに とりはへて)

品般の 供物を 横山に 置足して 

(しなじなの そなへものを 

よこやまに おきたらして)

神祓に 祓給て 

(かむはらひに 

はらひたまひて)

清浄き心を 悟て 速納愛し

(きよきむねを さとりて 

はやきこしめし)

皇神の御勅に依奉て

(すめかみのみことに 

よざしまつりて)

大海原に 有住す 廣物 狭物を 

(おほうなばらに あります 

ひろもの さものを)

神集に 集給ひ 

(かむつどひに つどひたまひ)

網目に 入給ひ日の

(あみまに いりたまひひの)

守夜の 護に 守護給て

(まもりよの まもりに

 まもりたまひて)

罪 咎 祟は 不在物をと 

(つみ とが たたりは 

あらじものをと)

常磐 堅磐に 清給し事の由を 

(ときは かきはに 

きよめたまひしことのよしを)

八百萬神等 諸共に

(やをよろづのかみたち

 もろともに)


所聞食と 白す

(きこしめせと まをす)



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神棚には

「大祓詞」のみ奏上するだけでも

効果がございます。

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