見出し画像

わたしたちのETHICAL活動

written by 坂口真生 /  Ethical Director

“エシカル(Ethical)”とは、地球環境の改善や社会貢献に繋がる選択をする考え方、行動を意味するキーワード。以前から知られる「エコ」や「ロハス」が環境的な要素が強いのに対し、エシカルは環境的問題に加え、児童労働問題など人権的な側面が強いことが特徴だ。世間ではSDGsやESG投資という言葉が急速に広まりつつあり、エシカルやエシカル消費への関心も急上昇中だ。

そもそも、セレクトショップのイメージが強いH.P.FRANCEがなぜエシカル事業を行うのか。それは創業当時からの企業理念がエシカルに通じることに他ならない。H.P.FRANCEの企業理念は「創造的であるということ」「グローバルであるということ」「人が生きるということ」であり、まさにエシカルそのものである。

海外で出会い、日本で長く紹介し続けているJuana de ArcoOSKLENなどの“元祖”エシカルブランド(私が勝手にそう呼んでいる)は、エシカルやサスティナブルという言葉が日本で知られるずっと以前から、ファッションを通じて社会課題や環境問題に取り組んできた。


今から9年前、偶然書店で見つけた「エシカル」に、雷に打たれたような衝撃を受けた。以前から社会貢献をビジネス化する事業に挑戦したかった私は、まさにこれが探し求めていたことだと気づき、自分のライフワークにしようと決め、合同展示会「rooms」エシカルエリアの企画書をすぐに書き上げた。それから9年、2020年2月開催のrooms40エシカルエリアは、過去最大規模に発展する。また会期中に展示会全体の廃棄物を100%リサイクルする活動など、様々な角度からアプローチを行っていく。

画像2

地球環境が危機的状況に陥り、社会課題への意識が高まる今、世の中が求めるものは完全にシフトし始めた。シェアリングエコノミーのようにそもそもモノを所有する必要がないと思う人が増えている中で、社会に貢献する企業やブランドが選ばれ、生き残っていく。

よく「エシカルに取り組むべきか」という質問を受けるが、私はもはや「取り組むべき」を通り越して「取り組まないとリスクになる」状況にまで発展していると感じる。世界と比較すると、日本はまだまだエシカルが広まる土壌が整っておらず、変えていかなければならないことが山ほどある。しかし、新たな提案や挑戦をしながら日々開拓していことは、とにかく楽しくてワクワクする。

最近は色々な方に「時代がようやくH.P.FRANCEに追いついて来ましたね」と言っていただくことが多い。創業当時から一貫して掲げてきた価値観が、エシカル事業により広まり、豊かな暮らしを実現するためのカギとなって行くだろう。

画像2

*本記事は2019-20年 H.P.FRANCE発行の「アート感のある暮らし」に向け
寄稿された内容を一部再編集し掲載しています。

この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?気軽にクリエイターを支援できます。

9
rooms運営スタッフや参加クリエイターによる不定期ブログ。 roomsとは:多様なジャンルから約300~500ブランドが参加し25,000人を動員する「感じるトレードショー」。 次回は9/3-5に新宿の三角広場で開催。https://www.roomsroom.com
コメントを投稿するには、 ログイン または 会員登録 をする必要があります。