接点。

ジェフベックに続いて…高橋幸宏氏の訃報。自分たちがそういう年ごろに差し掛かっているということですね。憧れた人と同じだけ年を重ねて、これからは近づいていく。

YMOを初めて聞いたのは80年になってから。それまでアリス一色だったのが、突然…というわけでもないでしょうけど、他の音楽も耳に入るようになった。80年の春から夏にかけてエアチェックしたテープがあるんです。その中にテクノポリスを録音したのを覚えている。インスト、とかいう認識はなかったですね。シンセというか鍵盤楽器にまったく興味がなかったので、特にハマることもなく。学年がちょっと下のうちのメンバー、純ちゃんはドンピシャYMOにハマったらしく。まあ環境、ありますよね、たぶん。田んぼの中はテクノポリスが想像出来なかった。坂本教授もキヨシロー氏とぶっ飛んでたりして、だから当時は引いてました。まったく凄さは分からず。スネークマンショーが限界でしたね^ ^;ていうかスネークマンがすごいと思っていた（笑）。

その後ずいぶん経ったある時、幸宏さんがニールヤング好きなんだって知るんです。僕もずいぶんいろいろ音楽を聴くようになった大人になってからだったと思う。なんかの本で読んだ気がする。で、ガロとも接点があった、なんて話を読んで。ガロの３枚目のアルバムに参加してるんですよね。高中さんとか礼さんとかと。ドラムはもうひとり、チト河内さんがいるのでどの曲かがいまひとつわからない。聞いとけばよかった。幸宏さんはガロ3のほか、マークさんの最後のアルバムにも参加されています。

ニールヤングの話は実際カバーで聴くこともできます。低音の魅力で？Helplessを歌うという^ ^

いろいろ音楽を聴けるようになって、いろんなところで繋がっていることを知ると、単にその音楽だけじゃない楽しみが出てきていいですね、淡々とした感じで聞かせる凄みみたいなものを改めて感じます。ご冥福をお祈りします。