マガジンのカバー画像

ローカルインタビューメディアをつくろう

16
地域でインタビュー記事をつくるメリット&ノウハウを投稿しています。
運営しているクリエイター

#地域活性化

地域コンテンツマーケティングとしてのローカルインタビューメディア

地域コンテンツマーケティングとしてのローカルインタビューメディア

いろんな地域の方にインタビューをしていると、それまで会ったことがなかったのに妙にやっていることが似通っている人に会うことがある。

先日お会いした方はマーケティングを生業にしていて、そこで培ったスキルを地域で活かす活動をしている。そして、その地域活動を仕組み化して他の地域にも展開できないか画策をしていた。汎用的なパッケージを作ることで、横展開&自走ができる仕組みだ。

↓この方

地域で活動をして

もっとみる
人見知りでもインタビュアーになれた話

人見知りでもインタビュアーになれた話

ローカルインタビューメディアをつくり始めるまで、「人見知り」の定義についてあまり考えることはなかった。インタビューをするようになってから、ふと「自分のような人見知りでも、インタビューって案外やれるんだな」と思ったとき、そもそも人見知りってなんだ?となった。

いろいろと調べた結果、要するに人見知りとは「警戒心からくる自己防衛」なのだとわかった。あまり知らない人と接するときに、自分を守る行為として目

もっとみる

会話形式の記事における一人称の決め方

会話形式の記事をつくるときに悩ましいことの一つは、一人称の表記方法だ。相手によって、話している感じをそのまま使うべきか、ネット記事上に文章化した時の印象から考えるべきかの判断が難しい。

たとえインタビュー中に「オレ」や「ウチ」を使っていても、そのまま文字にした時に印象が変わる場合がある。すごくテンション高めに話してくださった方の話し方がすごく良くて、それを文章でも踏襲したら本人から「なんだか偉そ

もっとみる
インタビューは「99%の肯定と1%の否定」でうまくいく

インタビューは「99%の肯定と1%の否定」でうまくいく

ローカルインタビューメディアを作る上で、私はインタビュー相手のことをほぼ全面的に肯定する。どれぐらい「ほぼ」かというと、99%ぐらい。99%肯定する気持ちで話をすると、初対面の相手でも心を開いてくれる。

人は、肯定されることを求めている。こう書くと当たり前のようだが、実際の生活においては肯定され続けることはあまりない。残念ながら、日常生活では求めていることが起きにくい。

インタビュー相手には、

もっとみる
読者・出演者・地域の三方良し。ローカルインタビューメディアが目指す記事の形。

読者・出演者・地域の三方良し。ローカルインタビューメディアが目指す記事の形。

ローカルインタビューメディアを作る上で、インタビュアー泣かせな出演者に会うことがある。その一つのタイプとしては、「まるで虚栄心がない人」だ。

「まるで虚栄心がない人」は、ご自身がやられていることがすごいことだという自覚がないか、もしくはそれをよく見せようという気がない。これは謙遜とも違う。なんなら「こんなの語るようなことでもない」ぐらいに思っているようにも感じられる。

例えば先日、JAXAの研

もっとみる