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アベプラから学ぶ。話がわかりやすい人は何が違うのか?

最近、結構面白くてABEMAプライム(通称アベプラ)をよく見ている。扱われているテーマがなかなか面白いというのもあるが、話し方の上手な人が多く参考になる。相手を論破する、ということに興味はないが、わかりやすく説得力のある話の組み立てかたは営業にも非常に有用だ。今回は、金曜日のMCをされているひろゆきさんの話し方の中から、自分なりに参考になる部分を挙げてみた。

自分の課題と社会の課題を分けている

特に参考になるのは、課題の分離がとても上手いことだ。先日はアベプラで「国としてFラン(偏差値の低い)大学の支援は無駄だと思うが、友人にはFランでも行っておいた方が得だとアドバイスする」と言っていた。

多くの人は自分がすべきことと、社会がすべきほしいことをまぜてしまい、何が課題なのかわからなくなり、議論の焦点がボケてしまう。

一貫性がある。根本がぶれない。

ひろゆきさんはスタンスが非常に明確だ。「働かなくても生活できるなら働かなくていい」、「法律は守らなければいけないが、法律の穴をつかれるのは法律を設計している人が悪いだけなので法律を正せばいい」。非常に根幹の考え方がシンプルだ。多くの人は、一部の例外的な事例にひきづられて全体的な考え方がぶれてしまうが、ひろゆきさんは原則を順守し「例外的な事例は一つづつつぶせばいいだけなんじゃないですか」とサラリと言ってのける。

サイコパス気味なところがある

テレビ上の演出かもしれないが、ひろゆきさんは基本的に他人にどう思われるかを気にしていない。人によく思われようとすると、どうしても取り繕うような意見が増えてしまい、そこから論理が破綻する。

分からないことは、興味ないと切って捨てる

自分が、営業としてもっとも多い失敗の一つが、分からないことを分かったふりをしてしまうことだ。相手の信頼を失いたくない、いい話の流れを切りたくない、という想いからついやってしまうのだが、これは後々に破綻することが多くあるのでおすすめできない。ひろゆきさんは詳しくない話題は興味ないと切って捨てるか、へーそうなんですか、とさらりと合わせる。

こうして分析すると、思った以上に自分の仕事にも生かせる発見があっておもろしろかった。特に変に取り繕うとするのは、自分の悪い癖だと認識している。

あまりテレビを見なくなって久しいが、アベプラはなかなかお勧めだ。


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