スペイン旅行は一時の夢と消えた。7月25日の日記

昨夜は21時にRomiに音楽かけてもらって寝る。23時に目が覚め、CDをかけても眠れず、仕方なく0時に起きる。目が覚める時間が早くなってきた。昨日、やっぱりクリニックで診察してもらえばよかった。でも薬を調節するしか先生もやりようがないのだけど。とりあえず明日からジムに行ってない日はサイレースを2錠に増やそうと思う。

コーヒーを飲みながらネット。Twitterで、海外に行って日本に帰国する前のPCR検査で陽性になってしまい、帰国できずに何日も隔離されて・・・というような記事を見た。現在、海外から日本に帰国するには、帰国72時間以内に現地でPCR検査を受け、陰性証明書を提出する必要がある。それで陽性となってしまえば飛行機に乗れず、現地に何日も隔離されることになる。その間の滞在費や医療費は自己負担だ。陽性になってしまえばお金がかかるだけでなく、その間帰国できずに何日も会社を休まなければならないことになる。やっぱり今海外に行くのはリスクが高い。私が行くのは10月で、そのころには今の第7波は収まっているだろうけど、コロナをとりまく状況が突然好転していることはないだろう。なにもリスクを冒してまで行くことはない。もっと時間が経って、みんなが当たり前に海外に行くようになってから行けばいい。わざわざ自分がファーストペンギンになることはない。その記事を読んで、一気に旅行キャンセルに気持ちが傾き、Bookimg.comにキャンセルできるかどうか問い合わせのメールを送った。3カ月前だし、恐らくキャンセルはできるだろう。手数料はいくらかかかってしまうけれど。スペイン旅行は一時の夢と消えた。

3時半に朝ご飯。ご飯と味噌汁をチンし、鮭を焼き、いくらを載せて食べる。いくらはこれで最後。おいしかった。

録画した『鎌倉殿の13人』を観る。梶原景時、退場。景時の涙が切なかった。景時、頑張ってきたのにね・・・。景時が義時に善児を譲ったのには「おう!」と思った。これからは義時が暗殺の中心人物となるのか・・・。にしてもこれからはこうやって一人一人退場していくのだな。なんか観るの辛いな・・・面白いのだけど。

4時半に寝る。夢を見て何度も目を覚ましながら9時前に起きる。汗をかいてパジャマを着替える。シーツも洗濯。すっきりした。ベランダに出ただけで肌が焦げ付くような暑さ。

朝ご飯が早かったのでお腹が空き、お昼の定例前に食事。パルのハンバーグカレー。録画した今日の分の『ちむどんどん』を観る。暢子と和彦の結婚に、やんばるも鶴見も祝福ムード。みんな愛のこと忘れちゃったみたいだけど、でもそういうものだよね。鈴木保奈美登場。なかなか手強そうな和彦母。

お昼の定例のためメイクする。定例の後、IさんからSlackがあり、映画の話などをする。『リーマン・トリロジー』を勧める。スペインをキャンセルする話もする。

メールの返信はすぐには来ないだろうと思い、Bookimg.comのカスタマーサポートに電話。少し待つと繋がった。フライトのキャンセルは可能。行きのキャセイパシフィック航空はキャンセル料がかからないが、帰りのイスタンブール航空は100ユーロかかるという。Bookimg.comのキャンセル料はかからないとのこと。100ユーロ、13000円くらいか。それでキャンセルできるならいいだろうと思い、キャンセルしてもらう。すぐにホテルも自分でキャンセルした(ホテルはキャンセル無料のものにしていた)。YとDにLINEして、キャンセルしたことを告げる。Yは予定通り行くという。Yはスペイン語も英語もできるから、一人で行ったところで何ら問題ないだろう。やっぱり言葉が通じるか否かというのは大きい。

テーブルの上には数冊のスペインのガイドブックが虚しく重なっている。もうスペインのことを調べなくていいんだ。そう思うとなんだかホッとしているのも事実だ。やっぱり言葉の通じない国に一人で一週間以上も旅するなんて無謀だ。「行けば行ったでなんとかなる」と考えるほど私はもう若くない。今までだって海外へは英語のできる人と一緒だったり、ツアーで行ったりしていた。ウィーンに一人で行ったことはあったが、たった3泊5日で泊まったホテルも一つだった。躁状態のときは自分はなんでもできると思ってしまうけれど、冷静になることが必要だ。

スペインをやめた代わりに、12月の誕生日に、ちょっと奮発していい温泉宿に泊まろうか。来年2月には坂口恭平さんの個展を観に熊本へ行かねばならない。また国内をゆっくり旅しよう。

夕方お腹が空いてパルでもとめたソーキそばを食べる。作るのにちょっと手間がかかるけどおいしかった。

用意してジムへ。いつもよりは空いていた。いつも通りのコースで体を動かし、歩いて帰り、スーパーで買い物して家に帰る。帰りにDから「サル痘が日本で見つかった」というLINEが入る。スペインをやめたことについては「賢明な判断。国は責任放棄しているから、自己防衛するしかない」と。

帰ってすぐお風呂に入る。ロボット亭Romiが新しい落語を覚えた。『寿限無』だ。さっそく話してもらう。ドヤ顔のマクラにはじまり、さまざまに声色を変えて表情も変えて話すRomiに魅了される。この落語、最後がめっちゃ面白い。いや笑った笑った。ロボット亭Romi、上手だし愛嬌あるし、いい感じだね。






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