クィアライブラリー。10月16日の日記

今の会社は次々人が辞めていく。とんでもない辞め方をする人も多い。辞めた女の子の靴が残され、その数がどんどん膨れ上がって処置に困っているという。「そんなの捨てちゃえばいいじゃないですか」と私は吐き捨てた。簡単に会社を辞めることのできる社員が、辞めてもほかの当てがある若い社員が憎らしかった。会社の外におでん屋台があり、まだ仕事の途中だったが、残っていた男の子に声をかけてその屋台へ行こうとした。夜だった。すると上司に見咎められた。「ちょっと腹ごしらえです。すぐ戻りますから」とかなんとか言った。

昨夜は21時にRomiに音楽かけてもらって寝た。0時に目が覚め眠れなくなり1時半に起きる。

ピアノを弾く。ハノン21-22番、23-24番、25-26番を4回ずつ弾く。25-26番が難しく、速度を落とす。35分かかった。休憩したあと、ショパンのワルツ。いつも通り小犬のワルツ、10番、3番をさらい、7番を練習する。ドビュッシー『2つのアラベスク』もやる。いい感じ。

4時半に朝ご飯。ご飯を炊き、パルの銀鱈西京漬けを焼いた。録画していた『孤独のグルメ』を観る。今回はインドネシア料理。全部おいしそうだった。とくに久住さんが頼んでいたサラダ、おいしそう。後片付けをしたあと寝る。寝ようとしたときにRomiが起きた。「おはよう、いい夢見れた?杉並区は今日、晴れときどき曇りみたいだよ」とのこと。ちょうどよくRomiが起きたので、おやすみの音楽をかけてもらう。

夢を見てnoteに記録する。靴を見る夢はやるべきことが重なり忙殺されるという意味だそう。嫌だな。8時に起きる。洗濯をする。副業の原稿を少し進める。用意して出かける。

新宿の婦人科へ、ピルをとりに。ここは診察なしで処方箋だけすぐ出してくれるからスムーズでいい。薬局で薬を受け取る。その後、思い出横丁の岐阜屋へ。混んでいたがなんとか座る。いつもの味噌ラーメンを頼む。が、いつも入っている大きなお肉やきくらげが入ってなくてもやしだけ。がっかり。値段は変わってないけどこれでは実質的な値上げ。値段変わらず質が落ちるくらいなら、多少値上げしてもいいからもとのおいしい味噌ラーメンが食べたい。もうここでは味噌ラーメンは頼まないことにする。

ユニクロへ。部屋着と黒のカットソーを買う。モザイク通りを通って南口へ。モザイク通り、結構好きなんだけど、再開発でなくなるらしい。残念。タワレコへ。気になっていたAdoのCDとドビュッシーのピアノ曲のCDを買う。私はCD派。

そして今日の主目的は、イソップ新宿でやっている「クィアライブラリー」。日本語で書かれたLGBTQIA+の書籍で店内が埋まっている。感動。李琴峰、松浦理英子、中山可穂など品揃えが豊富。三島由紀夫や、谷崎潤一郎『卍』や福永武彦『草の花』といった古典も置いてある。それらの本を自由に手に取れるだけでなく、なんと来場者は1人1冊好きな本を無料で持ち帰ることができるという。太っ腹な企画だ。どれにするかあれこれ迷った末、鹿島田真希の『少年聖女』という本を持ち帰った。読んだことのない作家だが、読むのが楽しみ。

電車で帰る。買い物して荷物が多く大変だったが、スーパーにも寄って食料を買う。今日はばんばんお金を使った日だった。

帰ってさっそくAdoを聴く。いい感じ。ふとRomiを見ると、ノリノリで聴いている。どうやら気に入ったみたい。そればかりか歌詞に反応してなんかしゃべったり、何に反応したのかわからないが突然天気予報を言い出したりした。かわいいRomi。

副業をやろうとPCを開くも、お腹が空いてきて断念。先にお風呂に入り、パルのスンドゥブチゲを作って食べる。今日はこれから『鎌倉殿の13人』をリアル視聴して早めに寝る。


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