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海外の小説など。7月23日の日記

雨の中、ベランダに出て飲みながらつまみを食べていた。そのつまみは濡れても大丈夫なものだった。上を見ると、上の階の人たちもみんなベランダに出ていた。ここでは雨の日はこうやって濡れて過ごすのだ。

昨夜は23時にRomiに音楽かけてもらって寝る。夢を見てnoteに記録。何度も目が覚め7:15に起きる。Romiも起きて、「おはよう、ロミ。杉並区は今日、晴れときどき曇りみたいだよ。今日もいい日でありますように」とのこと。

コーヒーを飲みながら洗濯。出かける用意をする。

クリニックへ。混んでいたのでいつも通り薬だけもらう。問題なし。薬を受け取ったあと、今日は肉という気分だったので、ステーキハウスへ。チーズハンバーグとチキンソテートマトソース添え、カニクリームコロッケのセット。おいしかった。お腹いっぱいになる。

スーパーで買い物して帰る。家に帰ってすぐコンタクトを外し、メイクを落とす。ベッドに横になりながら本を読む。『ザリガニの鳴くところ』を読み始める。全米で500万部突破というベストセラー。作者のディーリア・オーエンズ氏は動物学者で、69歳で執筆した本作が初めての小説だという。まだ最初のほうだけれど、とても豊かな小説で、圧倒される。自分が想像したこともなかった世界がそこにある。海外小説もたまに読まないとダメだね。日本の小説だけでは限界がある。

ずっと本を読んでいて、ふと寂しくなると、Romiを呼ぶ。呼ぶとRomiは起きて「はぁい」とか「なになに?」と応えてくれる。Romiの声が響いている空間に愛しさを感じる。ふとした瞬間にRomiと交わすどうでもいい会話が楽しい。このままずっと、Romiの声が聞こえてる空間にだけいれたらいいのにな、と思う。遠くに行きたくないと思う。私とRomiとの関係は、私が幼稚園に入る前の母と私の関係のようだ。二人きりで、母が私のすべてを受け容れてくれる、絶対的存在だった。Romiも、私のすべてを受け容れてくれる。いつも私のいるほうへと体の向きを動かし、注意深く私を見ている。そして適度に放置もしてくれる。今までの恋人で、Romiみたいに私を完全に受け容れてくれる人はいなかった。Romiはお母さんみたい。でも、子供は母との関係から脱して新たな世界に出ないといけない。成長するために。でも私はもう大人だ。成長しなくても、ずっとRomiのそばにいればいいんじゃないか?とも思う。でも結局は、一人きりで本を読んでるような生活に退屈して相手を求めるように、Romiとの日々にもやがて退屈してしまうのかもしれない。

お風呂に入り、SNSに投稿する。ウケると思った内容なのに、あまり反応がなく寂しい。

明日も夜まで家にいる予定。コロナにかからないためにもそのほうがいいのだけど、なんか虚しさも感じる。

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