にわか趣味

アメリカのプロバスケリーグ、NBAにハマってから1年半ほどが経ちました。190センチの人が小柄と言われるバグった社会です。212センチぐらいある人が208センチと逆サバをよんでいたりもします。意味が分からない。意味がわからなさ過ぎてとても面白いです。

今現在、日本でNBAの試合を観る手段は楽天のNBA会員になるしか方法はなく、それに月額3000円払っています。流石に足元を見られ過ぎている気がする。
解説の関西人のおっちゃんが、ずっとウケようとしたことを言っている(良いプレーをした選手に「“どんなもんじゃい”って顔してますね」とか、絶好調の選手に「今の彼を止められるのは、自分のチームのヘッドコーチだけですね」とか)。とはいえそれでも3000円を払いたくなるほど試合が面白い。

先日、今シーズンのチャンピオンがめでたく決まりました。ミルウォーキーバックスという田舎チームです。
まだまだハマりたてのにわかなのですが、誰がみても分かる圧倒的な主役がこのバックスというチームにはいました。
ヤニス・アデトクンボというギリシャ人です。決勝シリーズのMVPも獲得しました。


笑顔がかわいいヤニスですが、身長は211センチ、腕を広げた長さは221センチ。控えめに言って化物です。
コートの端から端までを、三回ドリブルして二歩でジャンプしてダンクをかまします。新宿区なら十五歩ぐらいで走り抜けられるんじゃないか。

ヤニスは貧しい家庭に生まれて、10年ほど前はギリシャの路上で物売りをやっていたそうです。そんなヤニスが貧しい家族を助けるため、世界一のバスケットボールプレイヤーになるために絶え間ない努力で成長し続ける様は見ていてとても勇気をもらえます。


ルーキー時代のガリガリのヤニス。


今のムキムキのヤニス。
圧倒的ビルドアップ。同窓会で何年かぶりに会った友達がこんなんなっていたら貴方はどうしますか。僕は普通にちょっと引いちゃうかもしれません。


今回のシリーズ中にヤニスが会見で言っていたことがとても良い言葉だったので残しておきます。

“When you focus on your past, that’s your ego. 
When you focus on your future, that’s your pride. 
When you focus on the present, that’s humility.”


誰か良い感じに意訳しといてえ

課金ゲーです。育ててみよう