ディジタル

1991年生まれ。小学校時代に携帯電話を持っているやつはほとんどいなかった。中学生あたりからポツポツそういうやつが現れ始め、高校でようやく持っていることが当たり前になった。そういう世代。
ギリギリで「携帯電話があることが常識ではない社会」を味わっているからなのか、歳を重ねるにつれてアナログ世代ぶりたい気持ちが増してきている。単にデジタルについていけなくなっているだけなのかもしれないけれど。中学校の時に好きだった子が携帯を持っていないなかなかアナログな子だったというのもひょっとしたら関係しているかもしれない。
いつか5G通信が当たり前だった世代が「古い人間の意見かもしれないけどねえ」なんて言う日が来るのだろうか。スマホはどんどん機能が増えていくけれど、一旦電池の体力を伸ばすことだけに心血を注いでみてほしい。

携帯電話がない時代の映画や漫画の醍醐味と言えば、携帯電話があればすぐに解決するようなトラブルを迎えるシーンですね。
あだち充のH2でヒロインの古賀ちゃんが喫茶店で国見の到着を何時間も待ち続け「待ってる時間もデートの内でしょ」というシーン、めちゃ好き。今だったらスマホで連絡とりあえば一発で解決するシーン。
ちなみに俺は4年前ぐらいに、デートに遅刻した女性を8時間待ったことがある。スマホあったのに。そんで到着の2時間後ぐらいに振られた。
火花で先輩とガラケーで取り止めのないボケをメールで送り合うシーンも好きだった。
今はどんな作品でもスマホが出てくるシーンは欠かせない。時代性を考えたらそういう描写は必須な気がする。

時代の流れになんとか乗り遅れないようにと必死こいているわたくしですが、3ヶ月ほど前からYouTubeのプレミアム会員になりました。月に1500円もするし一ヶ月の無料お試し期間だけやってみてすぐ退会するつもりだったのだけれど、ひとたびバックグラウンド再生&無広告世界を味わってしまったら、もう二度とあの頃には戻れなくなってしまった。
YouTubeの有料会員になってから、視聴中にコメント欄を覗くことが極端に少なくなった。下界の民の戯言にしか聞こえない。
プレミアム会員限定で視聴できる動画のコメント欄はしっかりチェックする。タワマンに住んでる人たちのご近所付き合いのようなものです。とてもとても治安が良い




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