今日は言葉を綴りたい気分なので

「もし、死ぬときに痛みや苦しみを感じない
世界だったら」

ということを考えたことはあるだろうか。


高3のとき本当に死んでもいいと思っていた時期に私は、

もし死ぬときに痛みや苦しみを感じないのだとしたら、ということをずっと考えていた。

痛みを感じないなら私だって死にたいし、死にたいと思った人はみんな躊躇うことなく死んでしまうのではないか

と思っていた。

つまり、
人間は「死」そのものが怖いのではなくて、死に伴う「苦痛」が怖いのだ、と。
本気でそう思っていた。


しかし、最近その考えが少し変わった。

もし、安らかに眠って死ぬことができる薬があったら

自分はその薬を使おうと思うのだろうか。

死にたいと思っていたら、たぶん薬を手に入れるだろう。
しかし、本当に使おうと思うのだろうかと考えてみたら、答えはYesではなかった。

みんな「死」そのものは怖くないと思っていたけど、そんなことはないと思った。


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