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【オンライン学習】オンライン学習のパターン

コロナウイルスの影響で「学びのオンライン化」が急速に進み、皆さんいろいろなことに取り組まれていますよね。学校の先生方は普段行っていた授業をいかにリアルタイムで発信できるか、もしくは、録画してどこかにアップロードして発信するということを考えていると思います。そこで、今回はオンラインでの学びを促進する発信の種類について書いていきます。

▼同期型と非同期型

オンラインの学びには、「同期型」と「非同期型」があります。同期型とは、同じ時間に違う場所でインターネットで繋がって話せるもの(zoom/meetなど)で、非同期型とは、自分のペースで参加・進めることができるもの(youtube配信/スタディサプリなど)です。同期型と非同期型があるということを知っておくことで、条件にあったものを選択して授業を発信することができます。

▼同期型のメリット・デメリット

同期型は、リアルタイムで繋がることが可能ですが、特定の時間を拘束して行うことが必要です。拘束する時間が長ければ長いほど疲れてしまい、集中力がなくなってしまいます。そのため、時間にMAXがあるということが言えるでしょう。長時間(肌感覚で一時間半以上)の拘束は厳しいです。また、一方的に話を聞く場合だと、集中できる時間はもっと短くなります。話を聞き続ける時間を10分以内に収めるのがポイントです。

同期型でも話を聞き続けるのは辛いということが分かったところで、それを打開するためには、どのようなことができるか考えてみましょう。

事前に作業を行ってきてもらうというのも一つの手だと思います。同期型をいかに効率よく一時間半以内で終わらせられるかという時にここで反転学習が役立ちます。読んでくる・動画を観てくる・ワークシートを書いてくるなどを取り入れることで、同期型を効率的に行うことができます。

▼非同期型のメリット・デメリット

非同期型は、特定の時間に拘束されないという点で自分のペースで参加・進めることができます。しかし、受け身になってしまい、アクティブに考えるということはよほど興味・関心がない限りは起きなくなってしまいます。そのため、知識のインプットが求められるものが良いと思います。

▼まとめ

ここまで同期型と非同期型の紹介をしてきましたが、これらのメリット・デメリットを授業づくりや発信する際の参考にしていただければと思います。

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