小説「メジャー・インフラトン」の描き始め(第1部作です。)
こんにちは。あおっちです。
前回読んでくれた方々、ありがとうございました。
今後とも、末永くお付き合いいただければ嬉しいです。
題名「メジャー・インフラトン」について。
題名についてですが、インフラトンは、宇宙を広げた架空の物質です。
ある時空に起きた、ビッグバン後、宇宙がインフレーション(膨張)を起し、瞬く間に広がり私たちの宇宙が出来上がりました。
インフラトンは、宇宙空間を広げた物質と言われてます。
正体不明のダークエネルギーとか言われているようです。
私、あおっちは、インフラトンを宇宙(神)の御意思とか、知的生命体の創意、魂、心、知的生命体の記憶や、大切な祈りだと考えています。
それを物質化するのがヒッグス粒子なんでしょみたいな、勝手イメージ。
その物質の本流(メジャー)とインフラトンを合わせて題名としました。
ちょっと綺麗すぎる妄想。
文明の衝突とストーリーの考察
私、あおっちの文明のステージ前提として、旧ソ連の天文学者ニコライ・カルダシェフのカルダシェフ・スケールを引用したポーランド人科学者、故カールセーガン博士の考察分類を参考にしています。
文明の分類)
ステージ1 : 惑星のエネルギーの運用。
ステージ2 : 恒星(太陽)を利用したダイソン
球体によるエネルギー
の運用。
ステージ3 : 銀河そのもののエネルギーの
運用。
「メインテーマの「メジャー・インフラトン」の本筋ストーリーは、
「銀河辺境の高度文明認定された主人公の椎葉きよしたち地球側と、同じ天の川銀河の文明、ネイジェア星域皇国と「AN-T GATE」という連合を作り、過去の大銀河戦争でバラバラになった銀河6大高高度文明の領主たちをダイソン球体コロニーで各銀河を移動しながら探す宇宙冒険ストーリーなのです。」
しかし、6大領主を探索している途中、突然の銀河同士の衝突を観測。
謎の敵が行っていたのが判明したのです。
敵の目的は違う銀河同士を任意に衝突させて生まれる無限に近いエネルギー産生が目的だったのです。
そして、いよいよ謎の敵とのバトル。
椎葉きよしたち「AN-T GATE」すなわち文明ステージ2と、
銀河その物を兵器として扱う謎の敵は文明ステージ3。
文明ステージ2 VS 文明ステージ3
の壮大な戦いが始まるのです。
そして、その敵は敵で他の銀河文明を破壊するために行っていたわけではなく、ネイジェア星域皇国と同じく6大領主を探していたのです。
つまり同じ6大領主連合の一族だったのです。
その証拠の紋章が、六角形(ヘクサゴン)、辺の上の平行線。
6000年も前の過去。
バラバラになった6大邦家の一族だった。
その一族もまた、6大領主文明を復活させるために、異空間操作の為に必要な無限エネルギー産生の為、銀河同士の衝突を行っていたのです。
この様な構想で第8部作から描こうと思っています。
第1部作から第7部作までは第8部作で始まるストーリーのキャストたちの追憶を紹介しているのです。
将来、このメインストーリーは、何十部作になるかわかりませんが、SF大河小説として考えています。でも最終的には、ハッピーエンドにしたい。
宇宙は大家族なんだー、みたいな。
そんな感じです。
皆様、こんな物語はいかが?
第1部作テキスト、「メジャー・インフラトン」序章1/ 7(太陽の季節 DIVE!DIVE!DIVE!ダイブ!ダイブ!ダイブ!)
■ ( 序 ) 御宙神意(そらかみ)の隨に。
【2018年3月、日波(ポーランド)友好100周年記念作品。】
西暦2062年 6月上旬未明。
アメリカ合衆国バージニア州、アメリカ国防総省本庁舎「ペンタゴン」
5角形の本庁舎ビルの地下1キロ下に、信じられない広大な緑の地下空間があった。
地下にも関わらず、その中心地には数本の未来的な高層ビル群が立ち並んでいる。
高層ビルのガラスで出来た壁面は、地下空間なのに陽の光に輝いているのだ。
更にビル群の中へ入ると、ひときわ未来的な5角形の角のあるドーム型の建物あった。
「オリジナル・ペンタゴン」
と、ドームには大きく書かれている。
その大文字の下には、
「AN-T GATE:Arth System and Nejjia Stellarion Treaty/ Galactic Alliance for Treaty Enforcement SINCE OCTOBER 1, 1945」
( AN-T GATE : 地球星系・ネイジェア星域協約/銀河条約執行機構 1945年 10月1日締結 )
と、書かれていた。
その文字の周りには、2062年時点での、シラス加盟国軍と同盟国の国旗が縁取られていた。
ドームの周辺では、大砲を持ち建物の4階位の高さの大きなロボットや、機関銃のような見たこともない銃を持った、人より少し大きいヒューマンサイズのロボットが警備している。それと、未来から来たかのような装備の兵士が警備していた。
人なのか、ロボットなのか。
それともアンドロイドなのか。
背中にはOP・POLICEと書いてある。
とにかく地球上では見たことが無い機械、乗り物、兵士だらけだった。
そんな警備体制を見ると、よほど重要な人たちが集まっているのかもしれない。
その建物の中の巨大な会場。
予想通り世界各国の要人が集まっていた。
要人たちは今か、今かと、何かに興奮してスクリーンを見ていた。
正面の巨大スクリーンには、なにやら宇宙空間の映像が映し出されている。
映像の右下には、「ケレス(ceres)」と書かれた、地球の月のようなクレーターと岩で出来た衛星が小さく映っていた。
ーーー 実は衛星ではない。
これは火星と木星の間の小惑星帯、メインベルトに位置している準惑星だった。
この宇宙の地域(以後、宙域と書く)は、アステロイドベルトと言ったほうが、わかりやすいかもしれない。
その小惑星帯と準惑星「ケレス」、そして輝く星たちの宙域のライブ映像だったのだ。
息を飲んで宙域のライブ映像を見守る世界中の要人たち。
それぞれの興奮が最高潮に達している。
マスメディアや、ネットで良く見る顔もあった。
そして突然、
(( オォォーッ! ))
(( ピーピーッ! ))
(( オォォーッ! ))
いきなり、会場が沸いたのだ。
その巨大なスクリーンの中心へ、斜めになった鏡のような空間が現れたのだ。目の錯覚のような不思議な、もうひとつの宇宙空間を映す鏡のような映像だった。
出現したと思ったら、今度は同時に、中心から細かい6角形や5角形に覆われた準惑星の「ケレス」の何倍にもなる巨大な球体が出現した。大きさは、惑星サイズなのかもしれない。
ーーー それも瞬間移動のように現れたのだ。
会場の要人たち全員が、スタンディングオベーションをしたのだ。
更に興奮と、驚きに沸くドーム会場。
(( オォォーッ! ))
(( オーマガァーッ! ))
(( パチパチパチパチ! ))
(( おめでとう!素晴らしい! ))
(( パチパチパチパチ! ))
拍手と、歓声が鳴り響くドーム会場。
その要人たちは、スクリーンの前に歩いて来る人影に気が付くと、拍手をしながら座り始めた。
巨大なスクリーン前の壇上。
5歳位の幼女と手をつないで歩いてくる軍服を着たアジア人の男性と、見たこともない白の軍服を着た金髪の男性2人が歩いて来た。
4人が段上に立って挨拶を始めた。
次回は、同時に考えたOVAストーリーの構想を披露いたします。
まだまだ暑い日が続きますが、皆様、お健やかに。
あおっち
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