2024年7月18日「誠実であれ」

他の人はどうだか分からないけど、僕自身、自分が幸せだと思って生きるために、大事にしていることがある。

「誠実であること」。それは他人、自分、全てに対してだ。

たとえば他人に対して。嘘をついたり悪口を言ったりすると、個人的にはすごく後ろめたい気持ちになる。まあ、軽い冗談的なものはいいかもしれないけど、相手を裏切るような言動をしてしまったときには、それをずっと引きずって、暗い気持ちになってしまう。残念ながら、僕の人生ではそういったことが何回かあった。

だから、自分が接する相手に対しては誠実でありたい。嘘は言わずごまかさず、ありのままで接していれば、別に隠し事もなく、気持ち良く接していけるだろう。相手を軽んじることなく、一つひとつの物事に対してきちんと対応していく。そうすれば、必然的に良い関係が築けていけるはずだ。質はそこそこだけど約束を守れる人と、質は高いけど約束をないがしろにする人、信用されるのは、信用できるのは、やはり前者だと思う。

誠実であるべきなのは、自分にも当てはまる。嘘をついたりサボったりして、たとえ誰にもバレなかったとしても、自分だけはそのことを知っている。それが心のどこかに引っかかって気持ちの悪い感覚に陥るというのは、もしかしたら全ての人にあり得ることかもしれない。少なくとも、僕にはそういう感覚がある。

そして特に、自分でやると決めたことを自分で裏切ってしまったときは、本当に不快だ。たとえば、このnoteは「1ヵ月毎日書く」と決めて、最初のうちは書きためておいたのだけど、最近では空き時間に2、30分で無理やりテーマをひねり出して書いていることも多い。今もそうだ。質も、決して胸を張れるものではないのは分かっている。たとえ1日サボったからと言って、誰かに迷惑をかけるものでもないだろう。

けれども、やはりやると決めたからには、やらないと気が済まない。筋トレなどと同様、続けることが大事なのだろうし、続けることで見えてくるものがあると信じている。

誠実で、嘘をつかないこと。たぶん、小学校の道徳で教わるような内容だ。そして、それ故に損をしてしまうこともあると思う。もちろん損はしたくない。だから、自衛のために最低限の知恵は身につけつつ、なお誠実であり続けるのが理想だ。自分が幸せに生きていくためには、常にそういうことを意識していくべきだと思っている。少なくとも、僕という凡庸な人間は。


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