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実年齢より○歳上に見られる!?紫外線がもたらすお肌への影響とは

はじめに

皆さま、こんにちは。ROGENの小掠です。

8月に入り、連日暑い日が続いており本格的な夏が始まりましたね!
そうなると、毎日の紫外線対策がさらに必要になってきます。紫外線は、建物の中にいても窓ガラスを透過し、私たちのお肌に届きます。また、曇りの日の紫外線は晴れの日の6割強、雨の日は晴れの日の約2割降り注いでいます。また、紫外線は上から降り注ぐだけではなく壁や地表に当たって反射をするため、海やスキー場では、季節を問わず反射する紫外線にも注意が必要です。つまり、私たちは、普段の生活から気づかぬうちにたくさんの紫外線を浴びています。

本日は、紫外線知識、対策についてご紹介します。これからご紹介させていただく紫外線に関する内容をもとに、本日から意識してスキンケア、紫外線対策をしてみてください。少し意識をするだけで、今はもちろん、何年たっても健康的で綺麗なお肌を整えることにつながり、対策を行っている人とそうでない人の差が大きくでます。

UVA(紫外線A波)とUVB(紫外線B波)の違い

実は、私たちのお肌の老化は、加齢による原因よりも、紫外線による原因が80%であると研究でわかっているそうです。
紫外線は、波長の長さによってUVA(紫外線A波)、UVB(紫外線B波)、UVC(紫外線C波)の3つに分けられます。UVCはオゾン層に吸収されるため、地表には届きません。私たちのお肌に悪影響をもたらすのは、UVAとUVBの2つであり、それぞれ異なる影響を与えます。

地表に降り注ぐ9割を占めるUV-Aは、そのエネルギー自体は弱いものの、地上に届く量の多さからお肌に大きな影響をもたらします。UVAは、オゾン層を通り抜けやすいため、常時、UVBの20倍以上も地上に降り注いでいます。そして、お肌の奥「真皮」まで到達し、肌の弾力を低下させるため、シワ・たるみといった現象を引き起こすと考えられています。また、「生活紫外線」と言われており、5月から8月にかけて一番強くなります。

UV-Aは、紫外線に当たってすぐに肌が黒くなるという日やけの現象を起こしにくいこともあり、UV-Bよりもお肌への影響は少ないと考えられていました。ただ、研究が続けられる中で、UV-Aがしわの発生に大きく関わっていることがわかってきています。

UV-Aを多く受けると、皮膚の内部に浸透した紫外線が、肌の弾力を保つコラーゲンを破壊します。そうなることにより、内部が傷つき、ハリを失った皮膚の表面にしわ・たるみが浮き出てきます。すると、年老いて見えてしまったり、疲れているように見られたり、見た目の印象に大きく影響を与えます。

UV-Bは、地上に届く量は少ないのですが、UV-B自体のエネルギーが強く、屋外での日焼けの主な原因となるため「レジャー紫外線」とも呼ばれています。たくさん浴びてしまうとすぐに赤く炎症を起こし、火傷のように赤くなったり、メラニン色素が沈着して褐色になるほか、シミやソバカスの原因にもなります。ただし、UVAと比べると波長が短い分、オゾン層や上空の雲に阻まれ、地表に届く量は全紫外線量の約10%と少量です。

紫外線を浴びると、お肌の水分が失われ、乾燥が進行することもあります。紫外線からお肌内部を守ろうと肌表面の角質層も厚くなるため、お肌のなめらかさが失われ、お肌の内部が隙間だらけになり、水分が蒸発します。さらに、ごわついたり、毛穴が目立ちやすくなったりと、さまざまな肌トラブルが起こります。

今日からできる紫外線対策

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紫外線の影響により、バリア機能が低下したお肌はとても無防備で、さらに、刺激を受けやすい状態となっています。紫外線を浴びるとお肌は黒くなるだけではなく、お肌の老化に大きな影響を与えることを理解していただけましたよね。

では、どのようにして紫外線からの肌老化を防ぐのでしょうか。
まずは、日焼け止めを塗ることが大切です。日焼け止めの選び方ですが、日焼け止めに記載されている「SPF」や「PA」の値は、日焼け止めの効果の高さを表す指標です。「SPF」はUVB、「PA」はUVAを防止する効果の目安であり、SPFの数値が高く、PAの+の数が多いほど、効果が高いことを表します。

日焼け止めは塗ってから、15~30分ほど経過しないと効果が出ないため、出かける前に日焼け止めをしっかりと塗っておくことが重要です。長時間紫外線を浴びる炎天下でのスポーツなどを楽しみたいときには、SPF50+・PA++++の最高値のUVカット効果を持った日焼け止めがおすすめです。日常生活や屋外で短時間スポーツを楽しむ場合は、SPF20~30・PA+++程度でも、十分に紫外線からお肌を守ることができます。ただ、日焼け止めをしっかり塗っていても、塗りムラや、汗・皮脂などで落ちた部分から、お肌は紫外線のダメージを受けるので、汗や水に強いものを選び、こまめに塗り直すこともポイントです。

最近では男性用の日焼け止めも販売されています。男性のお肌は女性に比べ皮脂量が約3倍のため、男性用の日焼け止めは、比較的にベタつきがなくさらっとしたつけ心地のものが多いです。また男性は汗をかきやすく、皮脂量も多いため撥水性に優れているものが多いです。

世界保健機関(WHO)が定めたUVケアにおける世界共通の指標「UVインデックス」によると、東京では4月から紫外線が非常に強くなり、一年のうちのほとんどが、戸外で過ごすには注意が必要とされています。
※UVインデックスとは紫外線が人体に及ぼす影響の度合いをわかりやすく示すために、紫外線の強さを指標化したものです。

紫外線を浴びたお肌は、水分が奪われ乾燥しやすくなっています。また、見た目にはわからない炎症がお肌の表面で起こっていることもあり、それを放置してしまうと、シミの元のメラニンが作り出されてしまう危険性があります。水分を十分に保っているお肌は回復機能が高く、紫外線のダメージも蓄積しにくいため、しっかりと保湿ケアを行い、潤いを補うことが綺麗なお肌を保つカギになります。

外出時、時間に余裕のある方は、その前にしっかりと保湿をすることが大切です。多くの日焼け止めに含まれる紫外線吸収剤は、お肌の水分を奪う性質があるため、日焼け止めを塗る前にしっかりと保湿をすることで、水分をお肌内部に保つことができます。

また、日焼けのダメージを防ぐには、体の中から整えるインナーケアが効果的です。ビタミンCは、紫外線によって肌内で作られるメラニン色素の生成を阻止し、日焼け後の炎症やシミを抑えます。また、コラーゲンの合成を促し、シワ・たるみを予防する効果もあります。

もし、日焼け止めを塗り忘れ、うっかり日焼けをしてしまった場合、お肌が赤くなり炎症を起こしている状態となっているので、クールダウンをさせることが大切です。濡らしたタオルや、保冷剤をタオルで包んだものなどで冷やし、赤みや火照りを鎮めましょう。お肌のクールダウン後は、シミや日焼けによるお肌の乾燥対策のために、しっかりと保湿をしましょう!

紫外線対策は1日中!?

紫外線対策は昼間だけで良いと勘違いされがちですが、紫外線が地表に届くのは、昼間だけではありません。紫外線は、太陽が出始めた時から徐々に増えはじめ、朝10時頃からお昼12時頃をピークに、14時頃までが1日の紫外線の量が多い時間帯となっています。さらに、10時〜14時の紫外線量は、1日の紫外線量の約50%が降り注ぐと言われています。正午前後にピークを迎えた後、少しづつ紫外線量は減っていきますが、油断は禁物です。夕方になっても紫外線量はゼロにはならず、午後の遅い時間まで残っています。日焼け止めは日中の外出時だけでなく、朝晩の通勤時も忘れずに塗るように心がけましょう。男性も女性同様、日々紫外線を浴びているため、紫外線対策が必要です。

また、『Dermatologic Surgery』に発表された研究によると、オーストラリアの研究者が900人以上を4年以上にわたって調査したところ、日焼け止めをきちんと塗り、一日の中でも日焼け止めを塗りなおした人のほうが、日焼け止めを塗らなかった人に比べて肌の老化が24%ほど少なかったと検証されています。また、SPF30の日焼け止めを12週間塗っているだけでも、紫外線によるお肌のダメージを明らかに減らすことが出来ると言われています。

日焼けをしたお肌は、実年齢より5~10歳も老けて見えると言われています。
周りとの見た目年齢に差をつけるためにも、日頃から紫外線対策をしっかり行い、スキンケアでの保湿を習慣化することが大切です。
習慣化がない男性にとっては、毎日のスキンケアは面倒に思うかもしれませんが、少し時間がある夏休みをきっかけに、継続的に保湿を行なってみてくださいね!お肌が喜んでいることを感じることで、スキンケアすることが病みつきになるかもですよ。

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