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#J1ドラフト会議 振り返り

どーも、ロッドです。

いよいよ2021年も佳境中の佳境に迫ってまいりました。皆さん、いかがお過ごしですか?

さて私ロッドは、12/23(木)にとある企画のオファーを受け、参加させていただきました。

J1各チームのサポーター代表や有識者の方々が参加するこのビッグイベントに、横浜F・マリノスのサポーター代表として挑戦することにしました。

詳細な企画内容、ルール等は、せこさんが書かれている上記の記事をご一読いただければと思います。

そして、本記事の趣旨は、 #J1ドラフト会議  のふりかえりです。

オファーを受けた段階から何を考え、実際参加するなかで何を思っていたか。そのあたりが書ければ良いなと思っています。

では、始めます。


【①なぜ、監督:曹貴裁だったのか】

最初の指名は、選手ではなく監督からのスタートでした。ここで自分が作るチームの方向性がある程度定まります。

そこで私が選んだのが、曹貴裁(現・京都サンガ監督)でした。ただし、曹貴裁にこだわりがあったのではなく、彼が志向するフットボールの内容で選びました。

というのも、私が好むドイツ系のトランジションベースのフットボール、それに最も近いチームを実現してくれそうだったのが曹貴裁だと考えました。

ドラフト会議の特徴として、年俸上限や選手のランクに対する制限がないことから、純粋にレベルが高く、スピーディーで観る者を魅了するトランジションフットボール。それが実現できるチームを作ることにしました。

題して「エクストリーム・トランジション・フットボール」、それが自分にとってのテーマでした。


【②選手の選考基準】

先述した「エクストリーム・トランジション・フットボール」を実現するために、選手の選考基準を設けました。

・走行距離が長い
・スピードがある
・縦への推進力と思いきりの良さ

厳密にデータを拾って確認したわけではありませんが、ぼんやりとした自分が持ってるイメージをベースとして、走れそうな選手、推進力がある選手を選ぶことにしました。

途中で、せこさんから「ロッドさんは川崎の選手を選ばないですね」とのご指摘をいただきましたが、それは、川崎の選手がスピーディーなトランジションゲームで活きるイメージが湧かなかったのと、あと純粋に選びたい選手が残っていなかったからです。だってみんな持っていかれちゃうんだもの、、笑
正直、旗手は欲しかった。笑


【③1位指名の驚き】

上記のような選手の選考基準を定め、各ポジション5名ほどリストアップした状態で会議に臨みました。

方針としては、センターラインから選んでいくことにしていました。なかでもセンターフォワードとアンカー、この2つのポジションは、私の選考基準に見合う選手が多くなく、いたとしても人気銘柄で指名が殺到することが予想されたので、上位指名をすると決めていました。

センターフォワードに求めていたのは、ボール保持と非保持両面で活きる万能性です。ボール保持時は、フィニッシャーとしての働きはもちろん、ポストワークおよび裏抜けもやれる選手ということで、なかなかJリーグにはいないスペックの高さを求めました。
非保持では、プレッシングの一番手として、そもそもサボらないことと、方向づけの上手さを求めました。

僕が知るJ1の選手で、これらの要素を高いレベルで兼ね備えているのは、上田絢世しかいません。しかし、代表クラスの実力者で今季は2桁ゴールを取ったストライカーを他の参加者が知らないはずはなく、当然競合が予想されました。

次点で徳島の垣田裕暉宮代大聖、それこそ我らがレオセアラも浮かびましたが、このポジションには相手に恐怖を与えるインパクトがほしかったので、上田絢世を1位指名で全力死守することに決めました。

ここを競合なくすんなりと取れたのは幸いでした。

しかし、ここで大きな誤算が起きました。

私が検討していたアンカーの最有力候補である松岡大起(清水エスパルス所属)をスケゴーさんが1位指名!

正直、松岡は2〜4位指名のどこかで取れるだろうと踏んでいました。私がアンカーに求めるカバーリングの広さと長短のパスセンス、そして何よりもリスクを恐れない思いきりの良さを松岡は備えていたので、是が非でも欲しかったです。

この会議の恐ろしさを知りました。

選手を奪い合うのは、自分に負けず劣らずのフットボールフリークスたち。想定外のことが常に起こりうるのだと学びました。

そこで、今後の想定外に対応するためにも、2位指名として、複数ポジションでの起用が可能な我らが岩田智輝を指名しました。

後々振り返ってみると、岩田を獲れたことが非常に大きかったです。ボランチでもセンターバックでもサイドバックでも高いパフォーマンスが出せる選手は、選手の指名を進めるうえで非常に有用でした。


【④土壇場のシステム変更】

当初想定していたのは、3-5-2のシステムでした。

8巡目終了時点の指名状況

高い位置でボールを奪ってから、主に2トップ+2人のIHの4人が爆速でゴール前に雪崩れ込んでいくようなトランジション・フットボールを実現するために最適な布陣が組めると考えたからです。

ただし、これだけではエクストリーム・トランジション・フットボールは実現しません。もっと迫力を出すために、前への推進力を出せる存在がウイングバックに必要でした。

そのために、左右のウイングバックはかなりこだわりを持ってリストアップしていました。

右はエウシーニョ(清水)、北爪健吾(柏)、真瀬拓海(仙台)といった面々。そして左のウイングバックに最上位リストアップしていたのが、湘南ベルマーレ所属の畑大雅でした。

個人的に今季の畑のプレーを見ていて、高い身体能力を前面に押し出してサイドを疾走する姿が非常に印象的でした。

正直、左は彼しかいないと思っていました。

ところが、、


ヒグチコータさんに取られてしまいました、、笑


思わず悲鳴をあげる始末。

正直、追い込まれました。爆裂な推進力をもったウイングバックがいないとやりたいサッカーが実践できない。

「どうしようか、、」

そう思ったとき、
4バックへ変更し、4-2-3-1の布陣にすることを閃きました。

9位指名から急遽のシステム変更でバタバタでしたが、万能の岩田がいたこともあり、なんとかうまく乗り切ることができました。

急いで広島の東峻希を左サイドバックとして指名し、マリノスのエウベルをラストピースとして指名しました。最後の最後に自分の贔屓チームの枠(注:1チーム2名までの指名というルール)を一つ残しておいてよかったです。笑


最終版


【⑤おわりに】

まずは、今回このような楽しい企画に誘っていただき、そして当日の運営を行なっていただいたせこさんはじめとして運営の皆さん、ありがとうございました。
また絶対に参戦したいです!

我ながら、かなり強いチームが作れたのではないかと思います。笑

今回の企画を通じて、自分のサッカー観や好きな選手の評価軸など、改めて見つめ直すことができました。

あと、やはりオタクの妄想というのは、無限ですね。笑
次から次へとアイデアが浮かんできて、
「この選手とこの選手がサイドで組んだらこうやって崩していくかな、、」
なんて考えているのがすごく楽しかったです。

それではまた。

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