犬のくしゃみは病気のサイン!?

犬も花粉症になりますが、頻繁にくしゃみをしていると、体調が悪いのかな？と心配になりますよね。
実はくしゃみの理由って生理現象だけじゃないんですよね。
病気の可能性があるくしゃみについても解説しています。
今回は「犬のくしゃみは病気のサイン!?」について書きました。

【もくじ】

・犬のくしゃみの原因とは？
・病気の可能性があるくしゃみとは？
・どのような病気が考えられる？
・まとめ

ではひとつずつ見ていきましょう！

【犬のくしゃみの原因とは？】
◆異物やニオイの刺激によるもの
ホコリや毛などの異物が鼻に入ることで犬は生理的にくしゃみをします。
あまりにもくしゃみが治まらない場合、異物が鼻から排出されずに残っていたりアレルギー症状が原因の可能性もあります。
異物以外にも煙や香辛料などの刺激の強いニオイを嗅ぐことでくしゃみが出やすくなります。

◆花粉症などのアレルギーによるもの
花粉やハウスダストなどのアレルギーをもっていると犬も症状が出ます。
◆ウイルス感染、細菌感染
細菌が原因で起こるくしゃみのほか、ウイルス性鼻炎を引き起こしているケースもあります。
◆副鼻腔炎や蓄膿症などの病気によっても起こります。

【病気の可能性があるくしゃみとは？】
◆通常のくしゃみの特徴
・くしゃみをしても体調に変化がない
・数回くしゃみが出るだけで元気
◆病気の可能性があるくしゃみの特徴
・くしゃみに鼻水や涙、眼脂※を伴う
・長時間頻繁にくしゃみをしている
・発熱、下痢、嘔吐などの症状もある
・いつもとくしゃみの仕方が違う
※眼脂（がんし）とは、皮膚の垢のような、生理的な分泌物のこと。

【どのような病気が考えられる？】
◆副鼻腔炎、蓄膿症、副鼻腔内腫瘍
くしゃみと一緒に鼻水が続いたり、ドロッとした粘り気のある鼻水が出る場合はこれらが考えられます。
鼻水に血が混じると副鼻腔内腫瘍の可能性もあります。
◆歯周病
歯周病が進行すると鼻炎を起こすことがあります。
その結果くしゃみや膿っぽい鼻水、鼻血などの症状がみられます。

【まとめ】
普段通りのくしゃみであれば問題無いが普段との様子の違いなどあれば様子を見て、獣医師に相談する。
いつもより頻繁にくしゃみをしていたり、ドロッとした鼻水や鼻血が出ている場合は生理現象ではなく何かしらの病気を発症している可能性もあるので、早めに病院を受診するのが良い。

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