見出し画像

7/28 シロギス釣り 仕立て船 野島 新健丸

概要

釣果 : シロギス35匹
天候 : 晴れ
釣り場 : 小柴沖10m~14m->野島沖堤防付近8~12m
釣座 : 左舷胴の間
乗船者数 : 15名
タックル : 和竿(竿好 作) + DAIWAクレストLT2500S-XH PE0.8号+先糸2号
仕掛け :
振り分け天秤(25cm/50cm) 錘15号 夢の天秤 ハリス1号 競技キスSP7号
胴突仕掛け 錘15号 ハリス1号 40cm 競技キスSP7号

釣行を振り返り、後の釣行を良くするための参考になればと思い書き記します。

詳細

 シロギス釣り7回目。今回は懇意にさせていただいている和竿師、竿好親方に誘っていただきまして横浜カワハギ釣り研究会の特別会へとゲスト参加させていただきました。同研究会では7月をカワハギの産卵月としてカワハギ釣りを休み、この時期活発になるシロギスをターゲットとした特別会を催行するとのことでした。生態系に配慮した釣り会の在り方…一人の釣人としてかくありたしと思いました。
 船宿さんはお初の新健丸さん。宿の皆さんとても優しくまた利用したいなと思える宿でした。
 同船した皆さんは普段カワハギ釣りの名手として腕を磨いていらっしゃる方ばかり。また、かの横浜白鱚の会にも併せて参加なさっている方もいらっしゃるということでその技を少しでも吸収できたらな…と思っていたらなんと左舷で左側に親方、右舷に白鱚の会のT山さんが座られるという絶好のポジションに。これは今日一日頑張らなければ…!

 船は7:30頃に野島公園の水路を抜けて一路小柴沖へ。風も波もなく通常なら安定したコンディションで釣りに集中できるところなのですが…なにせ暑いwそれもそのはず、この日は最高気温34℃を超える予報が出ており、空は雲がちらほらあるものの太陽を遮るに至らない薄雲ばかり。加えて風もないものだから船が走って風を切っている間はいいのですが一旦止まると灼熱地獄。遮るものもない船上では地上よりも熱中症に気をつけなくてはなりません。頭に帽子+船宿で借りたタオルを掛けたり水分補給をこまめにするなどして対策をしました。
 小柴沖の石積付近で船は止まり実釣開始。この日は2週間前の釣果からピンギスが多かろうと言う予想をして25/50の競技キスSP7号からスタートしました。誘い方は着底後すぐに糸を張って、少しサビいて止めるストップアンドゴーから定点でのちょんちょん誘いをして当たらなければ手前に寄せるなどいろいろ試してみていました。一日を通した釣果を後から考えてみると後者のちょんちょん誘いがより多くあたりが出ていたかなと思います。というか前回もそうだったんですがあまり派手に動かすと当たりがない(もしくは動きの途中でアタリをかき消しちゃっている)感じでした。1投目から3連続で釣り上げるなど活性は非常に高いのですがやはり型は小さく、すべてが12,3cmほどのピンギス。この場所でしばらく流し、10匹ほどテンポよく釣れたのですがすべてサイズは同じようなものでした。

10匹全部ピンギスだ…

 この地点で釣っている途中でウミエラを引っ掛けたり、天秤をさびいてくる途中で根に当たる感覚が多かったので胴突きに変えたほうがいいかなぁ…と思いながら釣りを続けていました。隣のT山さんは自分よりも速いペースでどんどん釣り上げていきます。流石だ…。そんな感じで釣りを続けているとゴミを拾ったタイミングで針先が開いてしまったためここで胴突きに変更. 船も少し沖目に流しかえを行い、深さ14m程度でスタート。
 胴突きに変えた後も誘い方は基本的には変えずちょんちょん誘いからの聞き上げをメインにしていたのですがどうも釣れる速度が落ちている…この胴突きに変えたタイミングでは潮止まりになっており、天秤よりも胴突き有利かなと思っていたのですが明らかに隣のT山さん(天秤)のほうがペースが早い。これは今日は天秤一本だったかなぁと思いつつ我慢の釣りが続きます。何本か上げた後に餌がちょうど切れたタイミングで再び天秤に戻します。また同じタイミングで少し沖目に出していた船が岸寄りになり、浅場での釣りが続きます。
 しかしかかってくるのは相変わらずピンギスが多目。その中で1本だけ20cm級がかかったのですが明らかに小さいキスとは違う力強い引きでとても楽しかったです。この引きを味わうためにキス釣りやってると言っても過言ではないです(笑)。20数匹を釣り、12時を回ったところで船は移動。住友ドック近くの野島沖堤防の浅場へ、一気に水深は10mを切るような深さへ。
 浅場だとキャストして糸ふけを少しでも出しすぎてしまうと着底後すぐ仕掛けまで張れないのでアタリを逃し気味だったのかもしれませんがちょっとペースが落ちてきました。また餌の付け方が大きかったのか、あたりがあるんですが掛けられないという前回も陥った状況になってしまいました。それでもなるべくアタリを感知できるように、糸ふけを出さないためにサミング、ピンギスに合わせて餌付けを短め…を意識して釣りを続けました。
 アタリを掛けられない状態が続いていましたがなんとか数を伸ばしていきます。隣のT山さんに流しかえのタイミングで誘い方などもご教授いただきました。やはりズル引きするよりも定点でちょんちょんと誘って、当たらなければ手前に寄せる…のようなやり方が良いようでした。20cm級も1本混じって、ピンギスよりも大きいのも数匹。そのなかで1回だけものすごく重たい当たりがあり、掛けたのですが途中で針が抜けたのかバレてしまいました。キスだったら化け物サイズのような気がしますがキス特有の叩く感じがありませんでした。なんだったんだろうなぁ?船長曰くこのあたりはマダコもいるらしいのでそれだったのかもしれません。事実同船された方でマダコを上げていらっしゃる方もいました。
 
 そんなこんなで沖上がり時間を迎えました。結果は最初に書いてありましたが35匹でフィニッシュ。自身最高の匹数でしたし、竿の扱いにもなれて徐々に遠投できるようになってきたことも釣果につながったのかなと思います。また熱中症にならなかったのが何よりも良かったです。

ピンギス多目ですが35匹!

 加えて釣りの最中、同船していた皆さんから沢山の差し入れを頂いてしまいました。塩飴、羊羹や冷えたみかんに冷えたゼリー、そして冷えたスイカといった数々の物を船上で食べる贅沢を味あわせていただいたこと本当に本当に感謝いたします。そして自分は持ち込んでいなかったので申し訳ない限り…次回があれば自分も絶対なにか用意しよう…!
 今回お誘いくださいました竿好親方、釣行会を企画くださった横浜カワハギ釣り研究会の皆様、新健丸の船長を始めとした皆様この度は本当にありがとうございました。皆様のおかげでとても楽しい時間を過ごすことができました。

所感

 夏らしい活性高いシロギス釣りを楽しめました。浅場での釣りはこれまでの比較的深めの場所とは違い、糸の出し方や仕掛けの張り方により注意を払わないといけないなぁと思いました。今回は天秤や和竿の扱いに慣れることができ、またT山さんから誘いのやり方なども教わることもでき、非常に実入りの多い釣行となりました。

 改善点は餌の付け方を大きくしすぎてしまっていたのかあたっても掛けられないことが多かった点ですかね。上がってくるキスのサイズを見ながら適切な餌のサイズを測れるようになれればと思います。そういう意味では朝の餌準備でイソメをある程度のサイズに切ってしまうのではなく、頭だけ落としてその場その場で長さを適切にカットしていったほうが良いのかもしれません。

 まだまだトップシーズンが続きますので夏の釣り方を今のうちに沢山経験したいと思います。機会があったら東の浅場にも行ってみたいなぁ。また釣行の際には記事にしたいと思います。最後までお読みいただきましてありがとうございました。

釣ってきたピンギスで江戸前天麩羅食べ放題

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?