福山雅治×Char あまりにも贅沢な七夕


今日は七夕ですが、7月7日と言えば思い出すのがこの曲。

その名も「7月7日」。
福山雅治さんがCharさんに提供した曲です。


2015年にCharさんが還暦を迎えた際、記念に作った「ROCK+」というアルバムがありますが、「7月7日」はそれに収録された一曲。メロディや歌詞の展開はこれでもかというほどの「福山節」ですが、Charさんが歌うとCharさんの世界観に染まるから、つくづく音楽って不思議なものだと思います。

聴きどころはヤッパリ、お互いがお互いのフィールドで戦っていること、でしょうか。もちろん福山さんのギターも素晴らしいしCharさんだって歌も歌いますが、「福山雅治×Char」のクレジットだと、福山さんボーカルのCharさんギターとか、あるいはツインボーカルを想像すると思います。というか僕は最初そう想像しました。

ところが実際のパート分けはあくまでもCharさんがメインボーカルで、ギターはちょろっとたまに入ってくる程度。メインのリードギターは福山さんです。そして福山さんは完全にギターに徹しています。


このパート分けがすごく好きなんですよね。もし逆だったら、つまり福山さんボーカルでCharさんギターだったら、あるいはそこまでの感動はなかったかもしれない。

七夕の季節になると毎年、聴きたくなりますね。




「ROCK+」はCharさんの還暦にちなんでいて、十二支それぞれの干支のミュージシャンがCharさんに曲を提供するというスタイル。タイトルには「ROCK +=ろっく じゅう(プラスではなく漢数字の十)=60=還暦」というダジャレも込めているそうです。ちなみに参加ミュージシャンは


泉谷しげるさん
佐橋佳幸さん
布袋寅泰さん
ムッシュかまやつさん
石田長生さん
奥田民生さん
松任谷由実さん
佐藤泰司さん
JESSEさん
福山雅治さん
宮藤官九郎さん
山崎まさよしさん

という超豪華メンバー。


しかもそれで終わらず、このメンバーを一人ずつ呼んで「ROCK+」を順に生演奏する武道館ライブという、あり得ないほど貴重なライブも当時開催されていました。

これは自慢なのですが僕はそれをアリーナのめちゃくちゃいい席で観る機会に恵まれて泣きました。。。


「ROCK +」ぜひ聴いてみてください。




このままだと自慢して終わっただけになるので、最後に最近聴いてカッコよかったアーティストたちを紹介します。


街鳴り「夜が終わる」

大阪で活動している3ピースバンド「街鳴り」の最新曲。疾走感のあるギターに、地に足の着いたようなベース、開放感のあるドラム、そしてそのサウンドをまとめるボーカルは、突き抜けるようなハイトーンボイスというわけではなく、どこか身近で安心感のある歌声で日常を代弁してくれる。「これぞ」な、ド真ん中のバンドサウンドという感じで好きです。



オオノシオリ「Ascend」

個人的にいまイチオシのアーティスト。歌唱力はもちろん言うまでもありませんが、表現力がとても豊かなボーカルだと思いました。平たく言うとめちゃめちゃ歌がうまいということです。これは解説というか僕の好みになってしまいますが、メロディラインや楽曲の世界観が個人的にドストライクでびっくりしました。音楽的な音楽をする人だな、と思います。



皆さんの一押しミュージシャンや、ご自身で作った推したい楽曲などあったらそれもぜひ教えてくださいね!!




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