ソフトウェア開発201の鉄則: 一般:原理26:「いつ使うかを知る」ことは、どう使うかを知ることと同じくらい重要だ

要旨

* ソフトウェア開発の手法・技法自体の「正しさ」を論じることには意味はない
* どんなによい手法・技法も、それら適したタイミングで使われてこそ、本当に役立つものとなる
* いくつもの多様な手法・技法を知っていて、かつそれらをどのタイミングで使ったらいいかを熟知しているのが、優れた開発者である

解説

「内容」だけでも「やり方」だけでも不十分。優れた内容のものを、適切なやり方で、適切なタイミングで使って、「素晴らしい成果を出す」ことに意味がある。

よく、「技法自体」や「やり方」で延々とやり合ってるシーンを見かける。大体は、単なる自己主張にしかすぎない。

「結果を出した」手法・やり方が、優れたものなのだ。そして、手法をうまく、いいタイミングで使いこなせて結果に結びつけられるのが、優れた開発者。

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