見出し画像

ソフトウェア開発201の鉄則 原理141:管理:ソフトウェア技術者の能力差は大きい

要旨

* 優秀なソフトウェア技術者と、そうでない技術者の能力差は、とてつもなく大きい
* 生産性だと25倍、品質だと10倍もの違いがある

解説

ほんこれ。

思った以上に、いや、はるかに、出来るヤツとできないヤツの能力差は大きい、と思ったほうがいい。

ちなみに、原理の中の生産性は「コード行数/一人月」、品質は「バグ数/1000行」で計測したものとのこと。定量的に示されるとわかりやすい。

ただ、この指標、コードを書く人、つまり設計+実装をやる開発者についてのもの。

アーキテクトとか、システム系エンジニアとか、プロジェクトリーダや管理者のような、全般的にソフトウェアのプロセスに関わるエンジニアを対象にすると、出来るヤツとそうでないヤツの開きは、

「もっと大きい」

というのが、個人的な実感。

コードの行数とかバグの数のように、定量的な計測はなかなか難しいが、そういうときは、「達成した成果や目標」を見るといい。その成果や目標は、定量的に測れるものであることが必須だけど。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?