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ローソク足の四本値

ローソク足には四本値が存在します。陰線、陽線にそれぞれあります。十字線は終値と始値が同じ位置なので、一応、四本値とはしますが、引けるラインは3本になると思います。
実際に図で四本値をみていきます。

こんな感じです。陽線は始値からスタートし高値や安値を付けながら終値でゴール。陰線も同じですが、スタートの位置が違いますね!
これが四本値です。年足、月足、週足、日足、4h、1h、15m・・・それぞれにあります。

お次です!
四本値にはラインを引くことができます。重要度の高いラインは年足、月足、週足、日足です。4h以下になると、あまり信ぴょう性がありません。(そういう傾向)また、より注視したいのが前日、前週、前月、前年の四本値です。場合によては2日前や2週前、2(ふた)月前、2年前のラインも重要になってくることもありますが、基本はいま作られようとしているローソク足の、前のローソク足の四本値です。
なぜ重要なのか???それは世界中のトレーダーが見ているポイントでもあるからです。四本値は確定するたびに確認しておくべきです。

さてさて、
使い方ですが、実は私もまだ研究中です。しかし、トレンドが発生している状況では高値、安値ラインをブレイクラインエントリーとして使えます。(日足を含むそれ以下の時間軸でトレードをする時)
前日の高値、安値を抜きに来ているのですから、素直にその方向へエントリーです。
 また、ブレイク時もそうですが、反転時も同じことが言えますし、応用もできると思います。
 例えば日足で下降トレンド中の戻し局面で、近くにレジスタンスがあったとします。前日は陽線でレジスタンスに到達したと状況だとします。当日の値動きですが、前日の高値トライに失敗した時、また前日の始値を下回った場合、このような時にラインを利用して、下位時間軸での値動きを観察して、エントリーといったこともできます。見込みでエントリーする分、リスクは増えますが、リスクリワードは良くなると思います。(※リスクリワードとはあらかじめ自分が決めたトレードの損失と利益の比率の事)
このように、前日の陽線を当日の陰線で折り返すであろうという見立てができると思います。結果的に陰線で折り返せたなら、つつみ線という形で後日、売りや買いを示唆することになります。それよりも早い段階でエントリーができると思います。
 もちろん、相場の先なんて誰にもわからないことなので、包まないということも度々あります。そういう時はロスカットで小さい損失で負けて(必要経費)次を待てばよいだけの事です。(わかっていても、取り返そうという気持ちになるのは誰しもです。ここで踏ん張れるか、次があることを認識しているか、必要経費ということを認識できているか、確率を認識できているか、がとても重要になってくる)
 ここまで四本値について解説してまいりましたが、いかがでしたか??奥が深いと度々思わされます。私自身も、四本値の実践、学習はまだまだですが、これからもっと深まるよう頑張ってまいります。
また、四本値のラインは相場の全体を観わたして初めて機能するものだと感じております。単体では使えないと思っています。ここ大事よん☆彡

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