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そして、まさかの病名確定で、復職へ

■うつ病では、ないかもしれない。

精神科の薬の量が増えて、気分的には回復した。しかし、体の一部分が悲鳴を上げ続けていた。腰である。最初はぎっくり腰だと思っていたが、10月27日からずっと年明けまで痛みが続くことなどあるのか?思い切って、整形外科を以前通っていた脳神経外科兼整形外科に変えた。

■懐の深い整形外科医

私がぎっくり腰で通院した整形外科は、地域で新しく去年できた所だった。しかも、私が通院している内科の前。しかし、最近内科に「○○整形外科に通院されている方の受診はお断りします」(今は、かなり軟らかい表現に変えてある)と張り紙が貼ってあった。何かしら関係がこじれることがあったようだ。それでも、その整形外科の先生は信頼できる先生だったので通い続けた。

だが、治らないとなると話は別である。そこで、私は以前通院していた脳神経外科兼整形外科へ転院しようと思った。その矢先に「そこでMRIとCTを撮れば、ヘルニアかどうかわかると思います。」と総合病院出なく、同じ個人クリニックへの店員を薦めてくれた。何とも懐の深い医師だった。

■格闘技団体RIZINのリングドクター

脳神経外科兼整形外科の院長は、RIZINのリングドクターで、院内にはRIZINのポスターがデカデカと貼ってある。私は格闘技好きなので、16年前から通院していたがどんどん評判が良く、混でいることが多かったので、新しい整形外科を受診した。しかし、設備の揃った整形外科には適わない。

■受診から一時間後には…

症状を伝え、すぐにMRIとレントゲンを撮ることになった。MRIはこの整形外科に設置される前に、外部で頭部MRIを撮影したことがあった。30分くらいガンガンという音の世界に入り、抜けると体が腰部の立体図が完成し、レントゲンもしっかり撮影された。それで、腰椎変形症、椎間板ヘルニア、脊椎管狭窄症との診断がされた。結構、重症だったが、診断が付いて、心が晴れやかになった。

■時間短縮の勤務で復帰

実は、このMRI撮影をした日に、職場復帰を果たした。2ヶ月ぶりの職場は、利用者から話しかけられ、闘病を労われると、辞めなくて良かったと思えた。仕事は、この腰の病があるからしばらくは時短勤務で続けようと思う。

■精神的不調は何が原因かなんかどうでもよくなった。

精神的不調で休んでいるときに、酷い腰の痛みが出て、それから精神状態の低非行が続いた。その最中は、腰痛からの精神的不調なのか、精神的不調の副作用の腰痛なのか精神科の主治医と話したが、結論は出なかった。しかし、2ヶ月もの原因不明の辛さからの開放から、原因は何が先で何が後かなどどうでも良くなった。とにかく復職できたことが最高の妙薬だった。

■精神保健福祉士試験への影響

2月6日に実施される精神保健福祉士の試験勉強が、精神状態に悪影響を与えたのは否めない。周りは、「来年でも受験は出来るじゃないか」と言う。しかし、ここまできてスルーはできない。そもそも労働者の精神保健福祉の勉強にこの経験が役立った。傷病手当の申請の待ち日数など実体験をして理解できた制度がある。だから、決してマイナスではなかった。

■しかし、お金の不安は精神状態を悪化させる

傷病手当の申請ができたのが、職場復帰した2ヶ月後だったので、入金があるまで結構キツイ。否、今は復帰できて、軽い躁転しているのかもしれない。だから、今月、来月、お金が底を突くのではないかという不安はいつもある。しかし、こういう不安を抱えながら生きる人たちを支援する側の人間なのだから、精神的不調の経験、お金がない不安の経験もいずれ支援の訳に立つと思っている。

■お金が精神的安定の基盤

コロナ禍で経済的不安に陥った人々がたくさんいる。やはりお金がなければ生活が出来ない。自由が奪われる。それを経験した私は、人はすぐ、結構簡単に死ぬ気持ちがわかった。今ももしかしたら、心の中で自殺願望が隠れているかもしれない。そんな不安定さの根本は、お金が手元にないという現前とした事実。それが心を蝕むのである。

■「なんとかなる」は幻想

私も「何とかなる」と思っていた部分が、崩れて行ったとき最悪のシナリオを何回も構成した。あの世が手招きして自分の心を引いていく何とも言えぬ恐怖。「何なとかなる」は、乗り越えた先にしか言えない言葉。そもそも「運の良さ」が「何とかなる」を引っ張り出すだけ。だから、むやみにこの言葉を使う恐ろしさを知った。

■これから

一応、時短勤務を経て、正社員に復帰になる予定。ヘルニアの痛みが早く良くなるために色々しようと思うが、「お金がない」ので選択を自分でできない。だから、ゆっくりお金を頼りながらも治していこうと思う。

※追記:でも、この期間異常な食欲と買い物依存でさらにお金の危機に陥っています。そっちで、精神が壊れないようにしないと…。




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