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カブトムシ食べてみた

こんにちは。
皆さんは昆虫食に対してどの様なスタンスをお持ちでしょうか。
気持ち悪い?食べたくない?不潔?世間一般では食べ物とカウントすることを拒絶されています。

しかしながら。

私は昔から食べ物とカウントしておりました。世間とズレを感じたのはハロウィンの頃。芋虫チョコレートを見て家族が”気持ち悪い”と感じているらしいと知った時です。
私にとって芋虫のフォルムは”とても美味しそうなもの”であり、芋虫チョコレートは「虫食べるのはちょっと苦手だけど美味しそうな芋虫食べたい」という層へのものだと思っていたのです。

結構ショックだった。

虫に対して美味しそうと思う私は異端なのか?昆虫食は好奇心や栄養でしか認めてもらえないのか?そんなことはないはずだ。肉や魚、大トロや生クリームが好きなだけ食べられる世界でまだ存在しているのだから、美味しそうと思う人間は存在するはずだ。
常日頃そんな話をしていましたら、誕生日プレゼントという形で運良くカブトムシを食べる機会を得ることができました。やったぜ。
⚠️注意⚠️これからカブトムシの写真がでます。

開封の儀

一匹かと思ったら四つ入ってた。嬉しい


オス二匹、メス二匹の半々で入っていた。
まずはそのままメスから食べてみる。

硬い。

歯で難なく噛みきれるが殻がずっと口の中に残る。しばらく味を考えていたが、エビフライの硬いしっぽに近いのではないだろうか。
頭の辺りが仄かにエビの味がする気がする。殻はほとんど無味だ。
トースターで炙ってみたところ、エビの香りがした。ちなみに甲殻類アレルギーは食べてはいけないらしい。お前たち……やっぱり仲間なのか??

オスの方が殻が柔らかく、身が多くて美味しい気がする。でもこれはメスはそのまま、オスは炙ったからかもしれない。オスの角はプラスティックぐらいの強度があり、一番硬かった。カブトムシの角をしゃぶったり毛をわさわさするのははじめてのことでした。生きている虫は苦手で触ったことがないのでとても楽しかった。自然の知育菓子だね。

カブトムシは味という点についてはそんなに美味しくなかった。食べたあと、着けていた醤油が死ぬほど美味しく感じてしばらく皿をペロペロしました。しかし虫を食べたいという気持ちはとても満たされて、楽しかったです。

次はおいしい虫を食べたいと思います。ワームとか、バッタとか。食べたらまた書きます。

みんなも売ってるのでいいから虫を食べてみようね。一回食べたら食べ物に感じると思うよ。さようなら。

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