見出し画像

マーチング鑑賞のススメ

いきなりですが、皆さんはマーチングというものをご覧になったことはありますか?そう、管楽器や打楽器を演奏しながらフォーメーションを次から次に変えていくアレです。

日本では吹奏楽部がマーチングもやってたりすることが多いので、運動会とか催し物とかでご覧になったことがあるかもしれませんね。

一般的にはあんまり馴染みがないと思うのですが、本場アメリカではマーチングが競技になっていてこの数十年で大きな変化を遂げていたりします。きっと皆さんが想像するマーチングとはちょっと違うのではないかな〜と思います。僕自身は割と長いことマーチングプレイヤーをやっていたのですが、
あまりにもマニアックな競技のため、周りに経験者や知ってる人が少なすぎてちょっと寂しいので、今回はそんなマーチングの楽しい鑑賞の仕方をちょっくら書いてみようと思います!(音楽や舞台なんかが好きな方はきっとハマれる要素あるはず・・・!)

1.知っている曲で楽しむ

マーチングはフォーメーションやビジュアルエフェクトなども楽しむものではありますが、やはり曲を知っていると楽しさが倍増します。

例えばこちらのショーはThe Beatlesの楽曲で構成されています。バンドの衣装なんかもそれっぽいですね。マーチングならではのアレンジが聴いていてとても迫力があり、耳馴染んだ音楽でも新鮮な気持ちで楽しめるのではないでしょうか。

2.ストーリーが理解しやすいショーで楽しむ

マーチングのショーは基本的にテーマが設定されています。そのテーマに沿って楽曲や演出が作られていきますが、例えばよく知っている映画やミュージカルがそのままショーのテーマになったりすることも多いのです。知っている作品がテーマのショーだと、先に書いた音楽はもちろん、演出の意図や衣装などさらに深く理解しながら楽しむことができます。

これは映画007がテーマのショー。ジェームスボンドのテーマなど誰でも知っている楽曲に、スパイを連想させるような演出が随所に入っていて楽しいです。

ウエスト・サイド・ストーリー。一目でマリアとトニーの物語がイメージ出来ますね。

3.とにかくフォーメーションがすごい!演出がすごいやつをみる

ここで紹介してるようなマーチングは130名くらいでやっているのですが、たまにこれ人間がやってるの?というような動きに出くわすことがあります。

Down Side Upというショータイトルなんですが、そのタイトルの通り、フィールド内に巨大な坂のプロップを配置してスピード感と立体的なショーに仕上がってます。僕のようなひと昔前のプレイヤーからするとほんと先駆的なショーだな〜って思います。

グリーンマシーンという異名が付くくらい機械のように正確に複雑な動きをこなす団体のショー。見てるとぞわぞわしてきます。

最後に

いかがでしたでしょうか。出来るだけあまり馴染みがない方にも楽しんでいただけるように書いてみたつもりなのですが、マーチング自体がマニアックなので、これでちょっと見てみるか!っていうのは中々にハードル高いですよね。少しでも興味を持っていただけたら嬉しいのですが笑

ということで最後に僕が一番好きなマーチングのショーの動画をご紹介して終わりたいと思います。読んでいただいてありがとうございました!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?