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鏡の中のジブンに なんて問いかけるかは重要

 鏡に魔力があるのというのは 科学的にはどうかと思うが、みんなうすうす信じてる。

 証拠をいくつかあげてみよう。

 古墳からはバンバン鏡が出てくる。祭祀に使った権力の象徴。

 白雪姫の継母は魔法の鏡を持っている。毎日質問しまくり。

 神社のご神体は鏡のことが多い。

 神話ではナルシスは水に映った自分の姿に見惚れすぎて水仙になっちゃった。

 ちょっと昔の姿見はカバーがかかっていた。三面鏡も普段は閉じるもんだった。

 童話で、肉を加えた犬は水面の自分に威嚇しようと吠えて肉を失った。

 妊婦がお葬式に出席するときは、腹帯に鏡をはさむとよいという言い伝えがある。

 この辺で充分だろう。

 今回は
「鏡の中の自分が飛び出して自分と入れ替わる」
だとか、
「鏡に取り憑かれた白雪姫の継母が質問しまくってノイローゼになっておかしな行動に出る」
という事象について考えた。

その結果
「鏡に何を問いかけるか。」
ということ、
またその「頻度」が非常に重要だと考えるに至った。


 まず「鏡の中の自分が飛び出して自分と入れ替わる」事象について。

質問の頻度が問題である。
尋ねすぎる。

尋ねると鏡がいつも非常に有用な忠告をくれるとしよう。

だんだん考えなくなるんだ。

そして鏡がくれる応えを自分なりに考えもしないで聞き入れるたんびに、鏡の中の自分の方が君の中でどんどん力を持っていくんだ。

当たり前じゃないか。

 対処法 鏡の中の自分のほうが一瞬でも先に動いたら、今すぐその鏡を手放せ。逃げてもいい。離れろ。割ってもいい。他に鏡は必ず見つかる。

 次に白雪姫の継母。
はじめはただの美魔女だったと思う。
けっこう鏡に質問しまくってるけど、鏡の応えに怒り狂ったりするからこの人はまだ自分で考えてる。

質問が間違ってたんだ。

「今日も私は綺麗ですか?」
って聞いてたときは別に良かったんだ。

「この世で1番美しいのは誰?」
って聞いたのがよくない。

自分以外の応えが返ってくる可能性のある問いかけだ。
だいたい美しいに1番も2番もないのだから、その辺も間違ってる。

自分以外の応えが返ってきた場合、自分はどうなってしまうのかよく考えて質問するべき。

多分鏡だけじゃなく王様あたりにも聞いたんだろ。
「1番大好きな女性は誰?」とかさ。
大好きに1番も2番もないんだよ。
本当は。

「私は鏡に質問なんてしないわ。」
と他人事みたいに安心して
読んでる人も多いと思う。

でも私が1番言いたいのは、鏡って親だったり世間だったりSNSだったりするってこと

例えば、私がnoteにみんなが喜ぶようなことみんなが読んでくれそうなことばっかり書き始めたら、それは私にとって危険だと思ってる。

伝えたいことが始めにあって
そのために
楽しみながら読んでもらいやすい
文にする工夫はしたらいい。

書いてるつもりが
いつの間にか書かされていて
本当の自分がわかんなくなっちゃうことだけは
絶対避けたい。

くそ真面目に終わる文
読んでくれてありがとう!

ちなみにだけど鏡への声かけ。

病気の人は鏡みて
「おっ!元気そうじゃん。」とか
「まずまずかな。よく頑張ってるー!」って言えばいいと思うよ。

出勤前の人は
「よっ!いっちょ今日も頑張りますか。」とかさ。

大切な人に声かけるみたいに
自分にも声かければいいと思う(^^)

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