大学2年の夏、バイト帰りに川でひろったヨルダン人を2泊3日家に泊めてやった話③
続き
しかし大事な約束であったため、仕方なく再度サイードに2、3時間お留守番を頼むことにした。集合場所はバスで10分ほどの場所である。
帰ってきた。美味しいご飯だった。というのも実は彼女との久々の夕食だったのだ。しかし正直なところあまり落ち着いてはいられなかった。当然である。家に知らない外国人を置いたままでいる人間が落ち着いてもぐもぐご飯を食べられるだろうか。否。食事が終わり次第、急いで別れを済ませてバスに乗り込んだ。
「今度こそいなくなってないかな」と思いつつ玄関を開