【賃貸アプリ】土地勘ゼロからの引っ越しで、最高の物件を見つけた方法
こんにちは、ピンクるなるなです。
コロナ自粛の2ヶ月ほど、引っ越しのために賃貸サイトを使いまくりました。結果、本当に気に入った家を見つけることができたので備忘録を兼ねて書いておきます。
家探し前はこんな状態でした。似た条件の人はこの記事を是非参考にしてください。
1, 特に住みたいエリアはない(土地勘がないのでわからない)
在宅ワークなので、東京駅に1時間程度で行けたらいいな〜
2, マンション設備にこだわりたい
食洗機やディスポーザー、ゴミ出し24時間などの設備があるマンションがいいな〜
3, マスト条件はペット可と3LDK
引っ越して落ち着いたら猫を飼いたいのと、在宅ワークのための個室が2つと寝室が欲しい〜
こだわり条件の設定のパターン
まずはこだわり条件の設定パターンについて書きたいと思います。
完全に我流ですが、
・大盛りパターン
・希望的観測パターン
・キーワードパターン
を使い分けました。定義して記事内で使っていくため先に書いておきます。
大盛りパターン:
「この家賃(間取り・規模)ならそれは付いててよ」というものも全部つける大盛り設定パターン
エレベーター、バス・トイレ別、など。
・メリット
物件をかなり絞れるので検索に時間をかけたくない場合によい。
・デメリット
たまに条件設定が抜けている物件があるので、見逃したときにショックがでかい。
希望的観測パターン:
「この家賃ならそれは付いててよ」というものを希望的観測で除いてガチマストのみ設定パターン
オートロックや追い焚き機能、ゴミ出し24時間は欲しいけど除いてみる。
・メリット
(例えば食洗機は)マストだと思っていたけど意外となくてもいいかなと思える物件に出会うことがある。
たまに条件設定が抜けている物件があることを知る。(フロントサービスなんかはなぜか基本抜けてます)
・デメリット
物件数が無限に出てきて疲れる。
キーワードパターン:
キーワード検索で超絶絞り込み検索をかけるパターン
私の場合は「温泉」をつけて温泉付き物件を狙い撃ちしました。書斎付きがいい方は「DEN」や「2SLDK」なんか良いかと。
・メリット
めちゃくちゃに絞り込めてかゆいところに手が届く
ホームズでは新着通知機能があるので、これを保存しておいて通知してもらうと嬉しい。
・デメリット
「近くに温泉あり!」などの思ってたのと違う物件が出てくることが多い。
マンションスペックをGoogle検索で調べると温泉付きなのにホームズなどでは書いてない秘密物件がたまにある。
どう見たって2SLDKなのに2LDKで登録されている物件も多い。
まず最初に住みたいエリアを決めるためにしたこと
まずはエリアの知見をためたいので、賃貸アプリで「東京駅から90分圏内」で検索しました。
ホームズとアットホームのアプリは通勤・通学時間の検索に近隣県を含むことができます。
90分にした理由は90分が設定できるMAX時間だからです。賃貸の詳細画面で「東京駅まで37分」などの細かい時間を見られるので、厳密にしなくても良いのかなと思います。
アットホームでは「入力した駅から近い順」というソートがありますがホームズにはありません。通勤時間にこだわる方はアットホームが良いかもしれません。
また、この検索方法だと県同士が接していないとヒットしないので東京の近隣県に茨城や栃木は入りません。となると東京都のあとに埼玉県を検索したくなりますが、アットホームではこだわり条件を維持したまま県を変更できません。
ホームズは一度決めたこだわり条件を維持したままでエリアを変更できます。本当に全くエリアにこだわりがなければ、初手ホームズがおすすめです。
「東京駅から90分圏内」のこだわり条件
まだこの時点では「希望的観測パターン」です。
ガチマストの条件のみを設定しなるべくゆるめの条件にしたほうが良いです。こだわり条件が厳しい方はこの時点でかなり物件が絞られますが、エリアとマンション設備を天秤にかけるにはまだ早いので、エリアを洗い出すという意味でゆるめがおすすめです。
この時点で出てくるものは
・すごい良さそうなエリアで、すごい良さそうなマンション
・エリアには特に何もなさそうだけど、すごい良さそうなマンション
・マンションの詳細はよくわからないけど、すごい良さそうなエリア
の3つです。
ここで出てきた「すごい良さそうなマンション」は後々候補から消滅することが多いです。なぜなら掘り出し物件は問い合わせ殺到を避けるためにサイト上では「すごい良さそう」に見せていないパターンが多いので、あとから良い物件がわんさか出てきます。
まあでも本当にすごく気に入った場合はお気に入りしておいてもいいと思います。
私はこの時点で「この家賃帯・間取りのマンションがあって、ショッピングモールがあるベッドタウン」がいくつかあることを発見。めちゃめちゃにときめいたので、このあたりにフォーカスすることに決めました。
いま募集中のマンションはないが、ショッピングモールがあるベッドタウンは「住みやすい街ランキング」とかで調べれば他にも出てくる気がしましたが、物件がないなら知る意味はありません。以後はたまに同じ条件で新着を見るだけでOKです。
正直ここで一番時間を費やしました。皆さんも頑張ってください。
ここで「意外とどのエリアでもいいな」と思った方は、大盛りパターンで検索してしまっていいと思います。
治安・沈む街をチェック
次に良さそうなエリアと気に入ったマンションのハザードマップを確認しました。これは私のこだわりなので別に気にしない人は見なくても良いと思います。
私はとにかく台風で沈む街は嫌だったので、それだけを細かく確認しました。この時点で先述の「すごい良さそうなマンション」はいくつか消えました。安いには理由があることを学びました。
あとはYouTubeで検索してみて街の雰囲気を見たり治安をチェックしました。
エリア別に物件を検索スタート
最寄り駅で「希望的観測パターン」で調べます。駅が絞られると物件数はかなり減るので希望的観測のほうが良いです。
そろそろホームズやアットホームだけではなく、スーモやアパマンを使っても良いと思います。各々使いやすいものに散ってください。
ただし「これスーモだけにしか載ってない!」等のレア物件は私の経験上ほぼほぼなかったです。新着物件の場合はありますが時間が立つと他のサービスにも出現しだします。超人気物件は2〜3日で申し込みが入ってしまうこともあるので、横断して検索するのは絶対逃したくない人だけでいい気もします。あとはこだわり条件も微妙に違いますね。
なんとなく顔なじみの物件ばかりになってきたら
さて、ここで「全然情報がない物件」に出くわすでしょう。
写真が少ない、マンション名がわからない、外観がない。これは「このマンションを狙ってた人にだけリーチしたい人気物件」です。おめでとうございます。Googleで検索しましょう。
私はここで間取りだけしか載っていないマンションを調べてみたところ、温泉大浴場付きのマンションだということがわかりました。フロントサービスやゲストルームも超キレイで、都内タワマン並みのスペックです。結局間取り的に住みづらそうだったので候補から外れましたが、これは調べないとわからなかったですね。(そして温泉を諦めきれなかったため冒頭のキーワードパターンが生まれました)
時間をかけられる人は気になった物件は全部Google検索してみてください。YouTubeで調べてみるのもいいです。マンションノートなどの住んでいる人の口コミサイトもあり、大変参考になります。
正直ここまで来たら頭の中はサドンデス状態なので、マンションごとの情報をかき集めて存分に戦わせましょう。
良さそうなマンションが見つからない場合は、「東京駅から90分圏内」に戻って新着物件を待ち続ける日々です。正直私もかなり待ちましたが、妥協したくない方や時間がある方は待つ価値はあると思います。
全体を通して気づいたこと
ここからは全体を通して気づいたことを羅列していきます。
・ある程度調べると検索勘なるものが養われる
例えば私の場合は最初の方に「食器洗い乾燥機」をこだわり条件に入れると、かなり絞られることに気づきました。ファミリー層の物件ばかりを見ていたのでほぼついているものだと思っていましたが、そうでもないことを学びました。
これほど絞り込まれるのであれば、ビルドイン型の食器洗い乾燥機は一旦諦めて設置型がおけるスペースがあれば許容するパターンで調べたりもしました。
また、気に入った物件のほとんどが分譲賃貸マンションであることにも気づいたので、もう一度「東京駅から90分圏内」に戻って分譲賃貸をマストに入れてみたりもしました。ただ分譲賃貸マンションも自治会などがちょっと面倒なこともあるので、不動産屋さんに問い合わせしてみることが必要です。
・不動産屋さんはあまり優しくない
まぁ、冷やかしが多いんでしょう。ある程度プッシュしないとテンプレートしか返ってきません。あと勝手に「弊社のサイトであなたのマイページを作りました」とか言ってきますが仏の気持ちで対応しましょう。
最初の方になるべく電話して「こっちはマジだ」というのを伝えたほうがいいです。とくに良い物件ならなおさら取られるリスクを減らしましょう。
たまに不動産屋さんが代わりに調べてくれると書いているところもありますが、結局色んな条件やエリアをいい塩梅に調整できるのは自分だけなので、こだわりの強い人には向きませんね。
あと業者間しか知り得ない物件もご案内します! とかいうイエ○ラは全然ホームズに載ってるものしか送ってこなかったです。中に人がいる感じはしましたが、それ全部知ってるョ…。
・マイナーな賃貸サイトも意外といい
例えばマンション管理会社が独自で運営している空き部屋検索サイトも意外といいです。気になったマンション名の検索でサイトを見つけることが多かったです。普通に「賃貸 マンション」とかでは埋もれていて出てこないですね。
どちらかというと高級志向や変わり種物件を取り扱っているところが多かったので、実際に検討までは行かなかったですが見ていて楽しかったです。(全面ガラス張りのお風呂とか)
・ペット可の場合は必ず問い合わせ
すでに飼ってる人はご存知だと思いますが、物件によって「犬はいいけど猫はダメ」だとか「犬の大きさは何センチまで」だとか「何匹まで」だとか細かく決まっています。
気に入った物件でも問い合わせてみたら「猫はダメです」と言われたことも多かったです。壁をガリガリしちゃうからでしょうね。特に分譲賃貸はオーナーが個人の場合が多いので修繕費のことを考えてだと思います。
ペット不可となっているのに写真にペットの足洗い場を載せている物件があって、一縷の望みをかけて連絡しましたがやっぱりペット不可でした。なんでやねん。
・コロナで物件問い合わせは増えているらしい
自宅で改めて環境を見直す時間ができた結果、引っ越しを考えているパターンは増えているそうです。在宅ワークが増えたことも原因のひとつでしょうね。
Twitterを見ていると玄関やお風呂場でWeb会議をしている方もいるようで、そりゃ引っ越したくもなりますよね…。
・変化球的にホームズくんのTwitterは使える
ホームズくんにリプするとDMで詳しく教えてくれます。
これは温泉が出るマンションをホームズくんにねだっているところ。
結局見つからず賃貸じゃなく購入ならあると言われましたね。でも無いのはしょうがない。サンキューホームズくん。
・専属専任媒介契約を知る
難しいので各々検索してほしいのですが、これは知ってよかったと思いました。
最終的に決めた物件もコレの不動産屋さんにお願いできたので、結構融通を利かせてもらいました。まぁハウスクリーニング前に連絡できたのも良かったのだと思います。(クリーニング時にここもキレイにしてほしいです〜!ができました)
余談:物件のまとめ方
賃貸サービスを横断して検索していこともあり、気になった物件は忘れないようにNotion(のテーブル、スプレッドシート的なもの)にまとめました。ざっと項目はこのような感じ。(お察しのとおり、私たちすごくチマチマしたことが好きです)
・物件名
・階数
・URL
・地域
・東京駅までの所要時間と乗り換え回数
・家賃
・希望に対して「ない」設備
・所感(メリット)
・所感(デメリット)
・総合点
一部抜粋スクショ(細かいのでクリックして見てください)
これを上から点数の高い順に並び替えて第一希望を明確にしました。
まとめ
かなり長くなりましたが、書けることは全部書けたかなと思います。
内覧とか現地に行ってみるとか、そういうのは個人的なこだわりの偏りが大きいと思うので参考になりづらいと判断して書いていません。内覧のコツとかで調べてください。周辺地域は私たちは適当にほっぽり歩いただけです。
質問はTwitterのDMを開放しているのでお好きに投げかけてください。
よければスキしてください! では、また!
ぜひサポートおねがいします!もっと記事を書いたり人生を頑張る糧にします。ネコちゃんたちのおやつ代にもなります。